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「フェアプレー賞」がつないだ世界。全日本ジュニアからIMG遠征、錦織圭との出会いを経て次の挑戦へ【高妻蘭丸インタビュー】<SMASH>

スマッシュ編集部

2026.08.23

高校時代の団体戦では、チームの勝利を背負う責任感が芽生えた。仲間のために1球でも多く返すことを意識するようになったという。写真:公益財団法人日本テニス協会

高校時代の団体戦では、チームの勝利を背負う責任感が芽生えた。仲間のために1球でも多く返すことを意識するようになったという。写真:公益財団法人日本テニス協会

Q:これまで親やコーチからたくさんのサポートをいただいたと思います。最も印象に残っていることは何ですか?

高妻:試合後に親が何も言わずにそっとしておいてくれたことです。両親ともテニス経験者でしたが、負けた後などそっとしておいてくれたり、時間が経ってから「大丈夫か」と声をかけてくれたことが支えになりました。試合がSNSやYouTubeで見られるようになりましたが、高校や大学になった今でも、親は「よくやった」「お疲れさま」と言ってくれるだけで、あまり干渉してこないところが良かったです。

Q:高妻選手の特徴として決して諦めないテニスが一つの武器だと思うのですが、それはどこから生まれたのですか?

高妻:小、中学生くらいまではバンバン打つテニスをしていました。しかし、高校に入ってエースとして団体戦に出場した時に、1点は自分だけのものではなく、チームのために勝たなければならないと実感しました。チームのために諦めずに戦い抜くことを、高校時代3年間で学びました。

 大事な場面で雑に攻めてミスしてはいけません。自分がチームの代表として出ている以上、責任があります。1球でも多く返すことに高校時代フォーカスできたことが、テニスで結果を残せた理由だと考えています。
 
Q:これから全日本ジュニアが始まりますが、出場する選手へのアドバイスをお願いします。

高妻:まず、地域予選を勝ち抜いたこと自体が素晴らしいので、自分を褒めてください。目指すところは日本一なのか、1回戦突破なのか、人それぞれ異なります。16年、17年のテニス人生で思うのは、調子が良い時や勝っている時は、テニスを楽しんでいる時だったということです。有明という舞台でテニスをできるだけで楽しむ、そして最後の1球まで諦めない気持ちを持つことで、いい大会になると思います。

インタビュー提供●公益財団法人日本テニス協会
構成●スマッシュ編集部

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