一方、プロ転向３年目を迎えたばかりの華谷和生は、遠征先での留意点なども含め、今はまだ「勉強中」の身。「飲み物は、以前はジュースも飲んでいたのですが、無意識に摂ってしまう糖分が多いので、今は水にしています。遠征先では生ものは食べないし、場所によっては生野菜も避けています。その分足りない栄養素はサプリメントで補ったり…遠征先では、揚げ物も食べないです」

　所変われば、食の常識も変わる。どの場所で細心の注意を払い、いかなる場面では多少緩めるべきかなどの塩梅は、彼女もまた多くの遠征と試合を重ねるなかで、実地的に習得していくのだろう。
  　最後に彼女たち４人に、一番好きな食べ物をたずねたところ……
「チーズ。食事のメニューだとクリームシチュー。乳製品が大好きなんです」（岡村）
「ひき肉を使った料理ならなんでも好きです。ハンバーグに餃子、ラザニアや麻婆豆腐。麻婆茄子も好きですが、時々茄子が固いこともあるので、それはちょっと」（日比野）
「お鍋。味が濃いのではなく、しっとり、おっとりした鍋です」（華谷）
「美味しいものなら、なんでも」（加藤）

　以上、諸々と参考になれば幸いです。

文●内田暁

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