さらにマイアミ入りする前に、柴原の拠点であるカリフォルニアで1週間ともに過ごし、「チャンスを決めきる」ための練習を重ねる。
その末に至ったのが、今回のキャリア最大のタイトル。
青山の言う「モメンタム」とは、単なる偶発的な「勢い」を指すのではないのだろう。一つの試合だけでなく、大会全体や2人の足跡そのものの繋がりや流れを読み、意思と意図をもって生む潮流――。
それこそが、今季のポイント獲得レーストップを走る、青山/柴原ペアの「モメンタム」だ。
急成長の2人に、周囲はオリンピックのメダルという期待も寄せるが、青山は「私の目標はずっと、グランドスラムで優勝すること」と抱くビジョンにブレはない。
オリンピックを一つの夢とする柴原も、「私は青さんとずっと試合に出たいので、この1年はオリンピックがあっても無くても、一緒に組んでもらいたいです」と、青山の夢に決意を寄せた。
意思と歩調を重ねて同じゴールを見据える限り、彼女たちが生み出す「モメンタム」が、2人を夢みる場所へと導くはずだ。
■マイアミ・オープン ダブルス決勝結果
(4月4日/アメリカ/WTA1000)
青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業)[5]
6-2、7-5 H・カーター(アメリカ)/L・ステファニー(ブラジル)[8]
※[]内の数字はシード
■青山/柴原の2021シーズン戦績
マイアミ・オープン(アメリカ/WTA1000)→★優勝
ドバイ選手権(UAE/WTA1000)→初戦戦敗退(2回戦)
カタール・オープン(カタール/WTA500)→1回戦敗退
アデレード国際(オーストラリア/WTA500)→1回戦敗退
全豪オープン(オーストラリア/GS)→ベスト8
ヤラ・バレー・クラシック(オーストラリア/WTA500)→★優勝
アブダビ・オープン(UAE/WTA500)→★優勝
※( )内の欧文と数字は大会のグレード
文●内田暁
【PHOTO】世界で戦う青山/柴原ら日本人女子テニスプレーヤーたち!
その末に至ったのが、今回のキャリア最大のタイトル。
青山の言う「モメンタム」とは、単なる偶発的な「勢い」を指すのではないのだろう。一つの試合だけでなく、大会全体や2人の足跡そのものの繋がりや流れを読み、意思と意図をもって生む潮流――。
それこそが、今季のポイント獲得レーストップを走る、青山/柴原ペアの「モメンタム」だ。
急成長の2人に、周囲はオリンピックのメダルという期待も寄せるが、青山は「私の目標はずっと、グランドスラムで優勝すること」と抱くビジョンにブレはない。
オリンピックを一つの夢とする柴原も、「私は青さんとずっと試合に出たいので、この1年はオリンピックがあっても無くても、一緒に組んでもらいたいです」と、青山の夢に決意を寄せた。
意思と歩調を重ねて同じゴールを見据える限り、彼女たちが生み出す「モメンタム」が、2人を夢みる場所へと導くはずだ。
■マイアミ・オープン ダブルス決勝結果
(4月4日/アメリカ/WTA1000)
青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業)[5]
6-2、7-5 H・カーター(アメリカ)/L・ステファニー(ブラジル)[8]
※[]内の数字はシード
■青山/柴原の2021シーズン戦績
マイアミ・オープン(アメリカ/WTA1000)→★優勝
ドバイ選手権(UAE/WTA1000)→初戦戦敗退(2回戦)
カタール・オープン(カタール/WTA500)→1回戦敗退
アデレード国際(オーストラリア/WTA500)→1回戦敗退
全豪オープン(オーストラリア/GS)→ベスト8
ヤラ・バレー・クラシック(オーストラリア/WTA500)→★優勝
アブダビ・オープン(UAE/WTA500)→★優勝
※( )内の欧文と数字は大会のグレード
文●内田暁
【PHOTO】世界で戦う青山/柴原ら日本人女子テニスプレーヤーたち!