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国内テニス

大学王座女子は関西大が悲願の初優勝! 早大との決勝を最後のエース対決で制す<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.10.26

大学王座女子で悲願の初優勝を飾った関西大学。右下は準優勝の早稲田大学。写真提供:全日本学生テニス連盟

大学王座女子で悲願の初優勝を飾った関西大学。右下は準優勝の早稲田大学。写真提供:全日本学生テニス連盟

 大学日本一を決める団体戦「男子第79回/女子第61回 全日本大学対抗テニス王座決定試合」は10月22日から愛媛県総合運動公園テニスコート(松山市)で開催され、26日に女子決勝と同3位決定戦が行なわれた。決勝は第1シードの早稲田大学と第2シードの関西大学の対決となり、関大が3勝2敗で勝利、悲願の初優勝を飾った。なお男子は前日から順延された準決勝が行なわれ、第1シードの早大と第2シードの日本大学が決勝進出を決めたが、決勝はダブルス終了時点で27日に順延となった。

 大学王座の女子はダブルス2本+シングルス3本の計5本で争われる。早大対関大の決勝は、まずD2で髙山揺/中島莉良(関大)が金子さら紗/網田永遠希(早大)をストレートで下し、関大が先行。D1も関大の山口花音/山本未来が第1セットを先取し、早大は窮地に追い込まれたが、平田葵/小髙未織が第2セットをタイブレークで奪い返し、続くマッチタイブレークも10-7で制して、1勝1敗のタイで折り返す。

 シングルスに入っても互角の展開が続く。S3を関大の髙山が金子に快勝すれば、S2は早大の小髙が千葉陽葵(関大)にストレート勝ちと譲らない。全てはナンバー1対決にかかったが、24年インカレ女王で関大主将の山口が盤石のプレーで宮田萌芳(早大)に勝ち切り、3勝2敗でチームの優勝を決めた。

 関大は過去に2度準優勝があるが、優勝は初めて。昨年は決勝で筑波大に惜敗しており、その悔しさを晴らす初栄冠となった。なお3位決定戦は亜細亜大学が姫路大学を3勝1敗で下している。
 
◆女子決勝結果
●早稲田大学[2-3]関西大学○
D1:○平田葵/小髙未織 4-6 7-6(4) [10-7] 山口花音/山本未来●
D2:●金子さら紗/網田永遠希 4-6 5-7 髙山揺/中島莉良○
S1:●宮田萌芳 3-6 3-6 山口花音○
S2:○小髙未織 6-3 6-4 千葉陽葵●
S3:●金子さら紗 1-6 2-6 髙山揺○

◆女子3位決定戦結果
●姫路大学[1-3]亜細亜大学○
D1:○石川こころ/上林真奈 6-3 7-5 長谷川采香/松村羽奈●
D2:●原唯華/矢羽多菜月 3-6 7-6(4) [8-10] 戸坂文音/井上季子○
S1:石川こころ 2-0(打ち切り) 志賀亜希奈
S2:●上林真奈 1-6 0-6 長谷川采香○
S3:●河野彩奈 2-6 1-6 松村羽奈○

構成●スマッシュ編集部

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