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国内テニス

「もし生まれ変わるとしたら…」西岡良仁のプロ選手ならではの回答とは?

THE DIGEST編集部

2020.12.20

ツアーコーチの兄、靖雄(左)とプロ選手として活躍する弟の良仁(右)がオンラインイベントで軽快なトークを繰り広げた。写真:HIS

ツアーコーチの兄、靖雄(左)とプロ選手として活躍する弟の良仁(右)がオンラインイベントで軽快なトークを繰り広げた。写真:HIS

 テニス世界ランキング56位の西岡良仁(ミキハウス)が、19日、HISが主催するオンライントークイベントに出席した。兄で女子選手のツアーコーチを務める靖雄もゲストとして参加。兄弟エピソードなども交え、軽快なトークを繰り広げた。

 テーマトークでは「もし生まれ変わるとしたら…」という質問があり、これに良仁は「普通の生活がしてみたい」と、テニス選手ならではの答えをした。ジュニアの頃から遠征や、フロリダのIMGテニスアカデミーに留学をしていたため、スクールライフ、キャンパスライフを送った経験がないからだ。

 小学6年生の頃には海外遠征や、ナショナルテニスセンターでの合宿が始まり、毎週金曜に早退して三重県の津市から東京に行き、ジュニアのナショナルメンバーと練習をして日曜に家に帰る生活をしていた。もちろん同級生と遊ぶこともなかったので思い出らしい思い出もないという。

 だから「学校にいって、同級生と付き合って、もしくは先輩と付き合って、普通に就職して…」という生活に憧れがあるという。その回答に「なんで年下はおらんの?」と突っ込みを入れる兄の靖雄は、「良仁みたいに表に立って試合するプレーヤーになれるんだったらなってみたい」と真逆の回答。これには2人で「結局ないものねだりなんですよね」と笑った。
 
 コロナ禍がなければすでにオーストラリアへ行っていたはずの良仁だが、全豪オープンの開催が2月になったため、今年は日本で練習の毎日を過ごしている。こういうときだからこそ、技術の見直しをしており、「フォアハンドのテイクバックで、一度ラケットを引いてからさらにもう一度引く“2度引き”をしていたので、それを修正している」と細かい部分の改善をはかっている。

 今年は全豪で3回戦、デルレイ・ビーチではツアー2度目の決勝進出を果たし、ランキングを大きく上げた良仁。次期日本のエースとして来年のさらなる飛躍が期待される。

構成●THE DIGEST編集部

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