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国内テニス

「空港での書類とか多すぎない?」西岡良仁が帰国時の“5時間半の苦労“を公表。「検査機関がめっちゃ密」と問題点も指摘<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.06.07

西岡は帰国後の書類の多さに悩まされたという。(C)Getty Images

西岡は帰国後の書類の多さに悩まされたという。(C)Getty Images

 男子テニスの西岡良仁(ミキハウス)が6月6日に自身のツイッター(@yoshihitotennis)を更新し、帰国時の空港での手続きや隔離生活についての苦労を綴っている。

 およそ1か月間のヨーロッパでのクレーコートシーズンを終え、6日に帰国した西岡。空港に到着してからバスに乗るまで5時間半かかったようで、「日本帰国後の空港での書類とか多すぎない?」と声を上げた。

「一人につきこれだけの量の書類逆に管理する方が大変やん。データで管理した方が書類チェックで必要な人件費削減できるし、何より密にならん。密避けて!って言うのに、検査機関がめっちゃ密でよくわからん」と問題点を指摘し、「到着前までにネットで必要な情報全部記入して到着したらそれが見れるようにしておいたほうがお互いの接触もないし、時間削減できるし、効率も安全も高いと思う」と改善点も挙げた。

 さらに都内にある隔離先のホテルに着いてからも一人ひとりに説明があり、チェックインするまでに時間がかかったようだ。また、3日間の隔離生活では、生活用品やコンビニなどの食料は頼めるが、「(ウーバーイーツなどでの)お店からの食事はダメ」との規定があるという。
 

 帰国時の苦労は他の選手も感じているようで、大前綾希子(島津製作所)が引用ツイートで「日本に帰国するのが大変。PCR検査の基準も決めて欲しい」と記し、「病院で出してもらったものは検査方法の書き方が不十分だと言われたり英語日本語以外の他の言語だと日本語の翻訳が書いてないとダメだと言われるパターンもある。ほんと色々と曖昧なルールに振り回されて遠征以外の部分でストレスになる事が増えたのが今の悩みです」と綴っている。

 大前のツイートには土居美咲(ミキハウス)が「日本への帰国は大変そうだよね。だから私は帰国しないという選択をしている」とコメントしている。海外で何か月も過ごすことは精神的な負担も大きいとは思うが、帰国時の労力を考えるとこれも1つの案として良いのかもしれない。厳しい声が多く上がっている日本のコロナ対応。少しでも改善されることを願いたい。

構成●スマッシュ編集部

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