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海外テニス

メキシコOP1回戦、日本勢は明暗。ダニエル太郎は快勝するも、西岡良仁はティアフォーに屈する<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.02.28

メキシコ・オープンで初戦突破を果たしたダニエル太郎(左)と、ティアフォーに敗れた西岡良仁(右)。(C)Getty Images

メキシコ・オープンで初戦突破を果たしたダニエル太郎(左)と、ティアフォーに敗れた西岡良仁(右)。(C)Getty Images

 男子テニスツアー「メキシコ・オープン」(2月27日~3月4日/メキシコ・アカプルコ/ハードコート/ATP500)は2月27日に本戦が開幕し、シングルス1回戦に西岡良仁(世界ランク34位)とダニエル太郎(125位)が登場。西岡はフランシス・ティアフォー(アメリカ/15位)に6-7(6)、4-6で敗れたが、ダニエルはJ・J・ウルフ(アメリカ/44位)に6-4、6-4で快勝し、2回戦にコマを進めた。

 西岡とティアフォーは過去ツアーレベルで2度対戦し、ティアフォーの2勝。3度目の対戦でも西岡の初白星はならなかった。

 西岡は第1セット第2ゲームでティアフォーのサービスをブレークし、幸先の良いスタートを切るが、すぐにブレークバックを許し、そのまま6-6までキープが続く。タイブレークでも先にミニブレークしたのは西岡だったが、ティアフォーの粘りにあい6-8で第1セットを失った。

 第2セットも互いに4-4までキープする互角の展開となったが、4-5からの第10ゲームで西岡がブレークされ、1時間44分で振り切られた。西岡はアンフォーストエラーは相手の18本よりも少ない13本に抑えたが、ウイナーの数で18本対32本と差を付けられた。
 
 ダニエル太郎は予選を勝ち上がり、本戦1回戦でランク上位のウルフに挑んだ。両者の対戦は去年1度だけあり、ストレートで敗れていたダニエルだが、今回は終始主導権を手放さなかった。

 第1セットは第3、第7ゲームでダニエルがブレーク。5-2リードから1つブレークバックされたものの、きっちり6-4で締めた。

 第2セットは立ち上がりの第1ゲームで、ウルフの2本のダブルフォールトに乗じてブレークに成功。その後互いに1つずつサービスダウンを喫するが、1ブレーク差を守ったダニエルが6-4で勝ち切った。試合時間は1時間46分。

 ダニエルはこの大会3度目の出場にして本戦初勝利をゲット。2回戦では、第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/4位)とギド・アンドレオッジ(アルゼンチン/342位)の勝者と対戦する。

構成●スマッシュ編集部

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