テニスコートを覆うまさかの刺激臭が、ますます波紋を広げている。
現在開催されているテニス四大大会「全米オープン」。現地8月29日の女子シングルス1回戦でレベッカ・マサロバ(スペイン)に敗れた世界ランキング8位、マリア・サッカリ(ギリシャ)は試合中、審判に次のように苦言を呈した。
【動画】「この匂い、なんてことかしら」審判に“マリファナ臭”の苦言を呈するサッカリ
「この匂い、なんてことかしら。たぶん公園からだと思う。昨日もしていたから…。マリファナよね」
英紙『Daily Mail』によると、サッカリの進言を受けて大会側は観客への聞き込みや映像分析など徹底調査を敢行。結果、スタンドで大麻を吸っていた観客は確認できなかったという。同紙は「サッカリの試合前に17番コート近くの公園で休憩を取っていたが、確かにマリファナの匂いがしたよ」という警備スタッフの証言を紹介している。
米ニューヨーク州では2021年から嗜好用大麻が合法化されている。全米オープンの会場はフラッシング・メドウズ・コロナ・パークの一角にあり、『Daily Mail』紙は「マリファナ臭が蔓延する悪名高きコートだ」と断じる17番コートは南西の端に位置し、公園との間にいっさい緩衝材がないと伝えている。
サッカリと同じ日に17番コートでプレーしたウインブルドン女王のマルケタ・ボンドルソワ(チェコ)も「ええ、すごく匂ったわ。17番コートだけだと思う。あそこはすごく遠くて、ほとんど公園の中と言ってもいい場所。きっと公園から来る匂いだと思う」と話した。
現地30日には同コートで男子シングルス1回戦が行なわれ、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)と対戦してストレート勝ちを収めた。試合後に刺激臭について問われたズベレフは「まったく酷いもんだよ。17番コートはどこもかしこも臭かった。全体がマリファナのような匂いだ」と呆れ顔で、ヒップホップの大御所を引き合いに出して「まるでスヌープ・ドッグのリビングルームみたいだった」と皮肉っている。
サッカリは「試合に集中しているから気にならない」とプレーに影響はないと話したが、やはり選手のみならず観客にとっても、刺激臭がないに越したことはないだろう。とはいえ大会側の対応策には限界があり、17番コートを使わない選択肢もまた非現実的で…今後のリアクションが注目される。
構成●THE DIGEST編集部
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米ニューヨーク州では2021年から嗜好用大麻が合法化されている。全米オープンの会場はフラッシング・メドウズ・コロナ・パークの一角にあり、『Daily Mail』紙は「マリファナ臭が蔓延する悪名高きコートだ」と断じる17番コートは南西の端に位置し、公園との間にいっさい緩衝材がないと伝えている。
サッカリと同じ日に17番コートでプレーしたウインブルドン女王のマルケタ・ボンドルソワ(チェコ)も「ええ、すごく匂ったわ。17番コートだけだと思う。あそこはすごく遠くて、ほとんど公園の中と言ってもいい場所。きっと公園から来る匂いだと思う」と話した。
現地30日には同コートで男子シングルス1回戦が行なわれ、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)と対戦してストレート勝ちを収めた。試合後に刺激臭について問われたズベレフは「まったく酷いもんだよ。17番コートはどこもかしこも臭かった。全体がマリファナのような匂いだ」と呆れ顔で、ヒップホップの大御所を引き合いに出して「まるでスヌープ・ドッグのリビングルームみたいだった」と皮肉っている。
サッカリは「試合に集中しているから気にならない」とプレーに影響はないと話したが、やはり選手のみならず観客にとっても、刺激臭がないに越したことはないだろう。とはいえ大会側の対応策には限界があり、17番コートを使わない選択肢もまた非現実的で…今後のリアクションが注目される。
構成●THE DIGEST編集部
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