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国内テニス

男子ITFツアー「SBC ドリームテニス」、複は渡邉聖太/柚木武がフルセットを制し優勝!単は中川直樹と越智真が決勝進出<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.09.23

左から準優勝の市川泰誠/河内一真、優勝の渡邉聖太/柚木武。(C)SBC DREAM TENNIS/長浜功明

左から準優勝の市川泰誠/河内一真、優勝の渡邉聖太/柚木武。(C)SBC DREAM TENNIS/長浜功明

 男子のITF(国際テニス連盟)ワールドツアー「湘南美容クリニック Presents SBC DREAM TENNIS 国際大会」(9月19~24日/ハードコート/ITFツアーM25)が、清水善造メモリアルテニスコート(群馬・高崎)で開催されている。9月23日には、ダブルス決勝が行なわれ、渡邉聖太/柚木武が、市川泰誠/河内一真を6-4、2-6、10-5のフルセットで下し、優勝を飾った。

 第1シードの渡邉/柚木は、初戦から1セットも落とさずに順調な勝ち上がりで決勝へ進出した。対するは、準決勝をフルセットの末に勝利した第3シードの市川/河内。日本人ペア対決となったこの日の決勝は、両者譲らずの白熱した試合となった。

 第1セット、渡邉/柚木は第1ゲームで早速ブレークに成功。第8ゲームでは0-40から挽回してサービスゲームをキープし6-4で先取する。しかし第2セットでは、第4、8ゲームのデュース(ノーアドバンテージ)の1本勝負を落とし、ブレークを献上して、2-6でイーブンに戻される。

 10ポイントタイブレークで決着となる第3セットでは、渡邉/柚木が先にミニブレークを許してしまう。しかし、そこから怒涛の9ポイント連取に成功して一気に形勢逆転。10-3とし勝利をつかんだ。渡邉は9度目、柚木は5度目のITFツアーのダブルスタイトルを獲得した。
 
 また、同日行なわれたシングルス準決勝では、第1シードの中川直樹(世界ランク394位)が、第6シードの福田創楽(同696位)に7-5、6-3で勝利を収め決勝へ進出。前週大会の「Uchiyama Cup」に続く2大会連続優勝に王手をかけた。

 一方、第4シードの越智真(同652位)は、予選から勝ち上がってきたコリン・アルタミラノ(アメリカ/同1215位)に6-7(7)、6-1、6-2の逆転勝利。3時間4分に及ぶ熱戦をものにし、自身6度目のITFツアー制覇に向けて弾みをつけた。

◆男子ダブルス決勝
渡邉聖太/柚木武[1] 6-4 2-6 10-5 市川泰誠/河内一真[3]

◆男子シングルス準決勝
中川直樹[1] 7-5 6-3 福田創楽[6]
越智真[4] 6-7(7) 6-1 6-2 コリン・アルタミラノ(アメリカ) [Q]

※[ ]内の数字はシード順位
※[Q]は予選勝者

構成●スマッシュ編集部

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