いったいなぜ? ウクライナ国民は我が目を疑ったに違いない。
現地7月8日、ロシアのソチでとあるアイスショーが開催された。2021年にアリーナ・ザギトワが主演を務めて好評を博した歌劇『The Scarlet of Flowers』(ロシア版の“美女と野獣”)の再演で、最新版では北京五輪の女子フィギュアスケートで物議を醸したカミラ・ワリエワが主人公に抜擢された。
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その初回公演で主人公の父役を演じた人物が、騒動を巻き起こしている張本人だ。なんとウクライナ国籍で、1992年アルベールビル五輪・男子シングルで金メダルに輝いたビクトール・ペトレンコ氏が登場したのである。現在53歳で、アメリカに生活拠点を置いているとはいえ、ウクライナ・フィギュアスケート連盟で副会長を務めており、国際スケート連盟では技術委員の大役を担っている大物だ。
まさに寝耳に水の状況に、すぐさま怒りの声明を発したのがウクライナ・オリンピック委員会である。公式ホームページ上で「我々委員会は今回のビクトール・ペトレンコの行為を強く非難し、とうてい許されない、受け入れられないものだと考えている」と断じた。
一方で、イベントのプロデューサーであるロシアン・セレブはこれに猛反発。2006年トリノ五輪・フィギュアスケートのペアで金メダルを獲得したタチアナ・ナフカ氏である。その夫がウラジーミル・プーチン大統領の右腕で、政府報道官を務めるドミトリ・ペスコフ氏という47歳は「ウクライナ側がとやかく言うことではないでしょう! 私たちは彼(ペトレンコ)を全力でサポートしてプロテクトします。当然ですよ!」と、地元メディアの取材に対して声を荒げた。
さらに、数多の金メダリストを育てた名振付師のタチアナ・タラソワ氏も言及。「誰も彼もが敵対心を抱いているわけではなく、なによりもこれはペトレンコのビジネスでしょう。ナフカとの仕事は彼にとって欠かせないもの。それを奪おうというのですか?」と疑問を呈した。
ペトレンコ氏とナフカ氏は以前から懇意の間柄だという。ただそれでも、現在の国際情勢を鑑みれば、ウクライナ国民にとってペトレンコ氏が取った行動はやはり看過できないものだろう。
アイスショーは今後もロシア国内各地で開催される予定で、そのキャスティングは流動的とされているが、もしペトレンコ氏が出演を続けるようなら、さらに波紋が広がりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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現地7月8日、ロシアのソチでとあるアイスショーが開催された。2021年にアリーナ・ザギトワが主演を務めて好評を博した歌劇『The Scarlet of Flowers』(ロシア版の“美女と野獣”)の再演で、最新版では北京五輪の女子フィギュアスケートで物議を醸したカミラ・ワリエワが主人公に抜擢された。
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その初回公演で主人公の父役を演じた人物が、騒動を巻き起こしている張本人だ。なんとウクライナ国籍で、1992年アルベールビル五輪・男子シングルで金メダルに輝いたビクトール・ペトレンコ氏が登場したのである。現在53歳で、アメリカに生活拠点を置いているとはいえ、ウクライナ・フィギュアスケート連盟で副会長を務めており、国際スケート連盟では技術委員の大役を担っている大物だ。
まさに寝耳に水の状況に、すぐさま怒りの声明を発したのがウクライナ・オリンピック委員会である。公式ホームページ上で「我々委員会は今回のビクトール・ペトレンコの行為を強く非難し、とうてい許されない、受け入れられないものだと考えている」と断じた。
一方で、イベントのプロデューサーであるロシアン・セレブはこれに猛反発。2006年トリノ五輪・フィギュアスケートのペアで金メダルを獲得したタチアナ・ナフカ氏である。その夫がウラジーミル・プーチン大統領の右腕で、政府報道官を務めるドミトリ・ペスコフ氏という47歳は「ウクライナ側がとやかく言うことではないでしょう! 私たちは彼(ペトレンコ)を全力でサポートしてプロテクトします。当然ですよ!」と、地元メディアの取材に対して声を荒げた。
さらに、数多の金メダリストを育てた名振付師のタチアナ・タラソワ氏も言及。「誰も彼もが敵対心を抱いているわけではなく、なによりもこれはペトレンコのビジネスでしょう。ナフカとの仕事は彼にとって欠かせないもの。それを奪おうというのですか?」と疑問を呈した。
ペトレンコ氏とナフカ氏は以前から懇意の間柄だという。ただそれでも、現在の国際情勢を鑑みれば、ウクライナ国民にとってペトレンコ氏が取った行動はやはり看過できないものだろう。
アイスショーは今後もロシア国内各地で開催される予定で、そのキャスティングは流動的とされているが、もしペトレンコ氏が出演を続けるようなら、さらに波紋が広がりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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