現地時間８月26日、バレーボール男子のアジア選手権決勝がイラン・ウルミアで行なわれ、世界ランク５位の日本が同ランク10位のイランをセットカウント３－０で下し、2017年以来３大会ぶりとなる10度目の優勝を飾った。
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　第１セットはイランにリードを許す場面もあったが、高橋藍のスパイクや、小野寺太志のアタックが決まるなど25-20で逆転に成功。第２セットは、相手のサーブミスを誘い、日本が試合を優位に進めて25-18で連取する。第３セットは主将の石川祐希がブロックから連続得点を重ねるなど、危なげなく逃げ切り、25-18でストレート勝利を収めた。

　一方で、第３セットに珍事が発生した。低調な試合展開に、イライラが募ったイランのファンが、高橋藍に向かって物を投げ入れたのだ。さらに終盤に差し掛かると日本の応援をし始めるという異様な光景に驚いた様子を見せたイラン・メディア『Khabar Online』は、次のように報じている。
  「ウルミアで奇妙な出来事が起こった。アジア選手権で日本がイランに３対０で勝利を収めた。劣等感を味わったイランのファンは、ひとつになって日本代表を応援し始めたのだ」

　その様子は瞬く間にSNSで拡散されており、現地のファンからは「なんてこった！」「恥を知れ！」「相手に物を投げ入れるな！」「現実を受け入れろ」「試合後の日本への声援は問題ないが、試合中はイランを応援しろ」「これでは勝者になれない！」といったイラン人のマナーの悪さに対して、批判の声が相次いでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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