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角田裕毅、初のフェルスタッペン超えでトップ10入りも… レッドブルとしては苦戦の初日「不満の残る結果。マクラーレン、フェラーリ、メルセデスより遅い」

THE DIGEST編集部

2025.08.02

ハンガリーGPフリー走行2回目で9番手に食い込んだ角田。(C) Getty Images

ハンガリーGPフリー走行2回目で9番手に食い込んだ角田。(C) Getty Images

 F1第14戦のハンガリー・グランプリが開幕し、8月1日には2回のフリー走行(FP1、FP2)が実施された。

 先週のベルギーGPでは決勝こそコミュニケーションの問題でチャンスを逸して悔しい結末となってしまったものの、予選ではパフォーマンスが向上して手応えを掴んでいた角田。ハンガロリンクでの週末で良い結果を残してサマーブレイクを迎えたいところだが、FP1はグリップ不足に苦しみ、27周回でベストタイムは全体17番手の1分17秒393に止まったが、続くセッション(30周回)では改善され、1分16秒485で9番手まで浮上している。

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 初日を終えて、彼は「今日のプラクティスでは、幾つかポジティブな要素がありました。FP1からFP2でパフォーマンス向上したのは、金曜日としては良い兆候です。実際に直面した問題はバランスではなく、グリップ不足でした。必要なところでグリップを得られなかったのが、今日欠けていた部分です。明日は(チームの)2台とも前向きに臨むことができると思いますが、予選前にまだ解決できていない部分を見つけることが必要です」とのコメントを残した(F1公式サイト『F1.com』より)。

『F1.com』は、マックス・フェルスタッペンがFP1で9番手(ベストタイムは1分16秒940)、FP2では14番手(1分16秒791)に沈んだこともあり、「レッドブルはFP1で上位に絡むことなく、速く見えなかった」とネガティブに綴った。一方で「彼らにとっては金曜日にはよくあることで、一晩で状況を一変させるかもしれず、希望は残っている」としたうえで、角田については「FP2が好調で、チームメイトを上回ってトップ10入り」と伝えている。

 各国専門メディアの報道では、ブラジルのF1専門サイト『GRANDE PREMIO』が「角田にとって、ハンガリーでの初日はポジティブな瞬間もあった。例えばFP2でフェルスタッペンに勝利したのは、レッドブルに加入してからは初めてのことだ。とはいえ、全てが順調だったわけではなく、彼は『RB21』のグリップ不足に苦しんでいる」と、収穫と課題の両方を挙げた。
 
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