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競馬

“栗毛の怪物”グラスワンダーの死去に悲嘆、感謝の声止まず 涙誘うビッグレッドファームの哀悼「ありがとう。どうか安らかに」

THE DIGEST編集部

2025.08.09

99年の有馬記念を制したグラスワンダー(7番)。同期のライバル・スペシャルウィークと幾度の名勝負を演じた。写真:産経新聞社

99年の有馬記念を制したグラスワンダー(7番)。同期のライバル・スペシャルウィークと幾度の名勝負を演じた。写真:産経新聞社

 1998年、99年の有馬記念を連覇、99年の宝塚記念を制すなどGⅠ4勝を挙げたグラスワンダーが、8月8日に死んだ。ビッグレッドファームが同日、ホームページ上で発表。30歳だった。“最強世代”を代表するグランプリホースの急逝には悲しみの声が広がっている。

 栗毛の怪物が天に召された。ビッグレッドファームの発表によると、7日夕方から容態が悪くなり、8日夕方に息を引き取った。高齢に伴う体力の低下から多臓器不全を発症したものと診断されている。

 1997年の9月にデビューしたグラスワンダーは無傷の4連勝で朝日杯3歳ステークス(現在の朝日杯フューチュリティステークス)を制してGⅠ初優勝。翌年の有馬記念では古馬勢を撃破し、グランプリを初めて制した。99年には同世代のダービー馬であるスペシャルウィークと激闘を演じ、宝塚記念と有馬記念の春秋グランプリ制覇を達成。大一番での強さを発揮した。

 同期には前述したスペシャルウィークのほかにエルコンドルパサー、セイウンスカイ、キングヘイロー、アグネスワールドなど国内外で活躍した名馬が揃い、競馬関係者やファンから「最強世代」とも称された。

 2001年より種牡馬となり、産駒にはスクリーンヒーロー(08年ジャパンカップ)、セイウンワンダー(08年朝日杯フューチュリティステークス)、アーネストリー(11年宝塚記念)などを輩出。スクリーンヒーローからはGⅠ6勝のモーリス、モーリスからはピクシーナイト(21年スプリンターズステークス)へと父系が受け継がれるほど、血統の優秀さが高く評価されていた。
 
 偉大な名馬の死去はネット上を中心に悲嘆と感謝の声が入り交じっている。

「あなたの事は忘れない!ありがとう!」
「大好きな推し馬 どうか安らかに」
「大往生。ホンマに凄い馬やったで。お疲れちゃん」
「天国でまた黄金世代と再会してるかな」
「エルコンドルパサーと共に98年の毎日王冠でサイレンススズカに挑戦したのは語り草」

 グラスワンダーの死去を報告したビッグレッドファーム公式インスタグラムには、穏やかな表情で余生を過ごすグラスワンダーの写真が添えられ、こう締めくくられた。

「本馬の競走馬、種牡馬としての活躍と貢献は皆様がご存じと思いますので、控えさせていただきます。

日本競馬に多大な功績を残した名馬に、心より哀悼の意を表します。グラスワンダーのご冥福をお祈り申し上げます。

ありがとう。どうか安らかに」

構成●THE DIGEST編集部

【動画】“最強世代”のグランプリホース、グラスワンダーの名レースをプレイバック

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