夏競馬のクライマックスとなる札幌記念(GⅡ、札幌・芝2000m)が8月17日に行なわれる。
今年は出走馬のうち、GⅠホースが1頭だけと、”スーパーGⅡ”と呼ぶにはやや寂しい顔ぶれとなったが、それでもここをステップに秋競馬でのブレイクを目指す精鋭が少なくないだけに、見応えのあるレースが期待できる。
週末の天候だが、札幌は土曜日が「晴れ時々曇り」、レース当日の日曜日が「曇り一時雨」という予報。もし降ったとしても降水量が多くなるとは考えにくく、馬場は「良」、悪くても「良に近い稍重」と想定してもいいだろう。
前述したが、今年参戦するGⅠホースは1頭のみで、それは昨年の桜花賞を制したステレンボッシュ(牝4歳/美浦・国枝栄厩舎)だ。同馬はオークス(GⅠ)が2着、秋華賞(GⅠ)は3着と健闘。その後は初の海外遠征となった香港ヴァーズ(GⅠ)でも3着に食い込み、能力の高さを印象付けた。
ただし問題は今年に入っての2走で、大阪杯(GⅠ)が13着、ヴィクトリアマイル(GⅠ)が8着と優れない。ただしヴィクトリアマイルの着差は0秒3差で、着順ほど大きく負けていないのは確か。デビュー勝ちした新馬戦が札幌の芝1800mだったのも洋芝適性という面では強調材料となるだろう。
とはいえ、ヴィクトリアマイルから一変するかどうかは未知数で、大きな信頼を置くには頼りない。ここは「押さえ」までの評価とする。
今年は出走馬のうち、GⅠホースが1頭だけと、”スーパーGⅡ”と呼ぶにはやや寂しい顔ぶれとなったが、それでもここをステップに秋競馬でのブレイクを目指す精鋭が少なくないだけに、見応えのあるレースが期待できる。
週末の天候だが、札幌は土曜日が「晴れ時々曇り」、レース当日の日曜日が「曇り一時雨」という予報。もし降ったとしても降水量が多くなるとは考えにくく、馬場は「良」、悪くても「良に近い稍重」と想定してもいいだろう。
前述したが、今年参戦するGⅠホースは1頭のみで、それは昨年の桜花賞を制したステレンボッシュ(牝4歳/美浦・国枝栄厩舎)だ。同馬はオークス(GⅠ)が2着、秋華賞(GⅠ)は3着と健闘。その後は初の海外遠征となった香港ヴァーズ(GⅠ)でも3着に食い込み、能力の高さを印象付けた。
ただし問題は今年に入っての2走で、大阪杯(GⅠ)が13着、ヴィクトリアマイル(GⅠ)が8着と優れない。ただしヴィクトリアマイルの着差は0秒3差で、着順ほど大きく負けていないのは確か。デビュー勝ちした新馬戦が札幌の芝1800mだったのも洋芝適性という面では強調材料となるだろう。
とはいえ、ヴィクトリアマイルから一変するかどうかは未知数で、大きな信頼を置くには頼りない。ここは「押さえ」までの評価とする。
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