専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
モータースポーツ

【F1】角田らの“苦戦のおかげ”でペレスは来季レースに集中できる? 「彼らが獲得したポイント数を見れば、証明すべきものは何もない」と考え明かす

THE DIGEST編集部

2025.08.28

来季キャデラックからF1デビューするペレス。(C)Getty Images

来季キャデラックからF1デビューするペレス。(C)Getty Images

 来季からF1に参戦するキャデラックは現地8月26日、元レッドブルのセルジオ・ペレスを起用すると発表した。同じく起用が発表されたバルテリ・ボッタス(元ザウバー/現メルセデス・リザーブ)とともに新興チームをけん引できるかに注目が集まっている。

 現在35歳でキャリア6勝と確かな結果を残しているペレス。レッドブル4年目の昨季も開幕6戦で4度表彰台を獲得するなど103ポイントを獲得する好調な滑り出しを見せたものの、第7戦以降急激に失速。残りの18戦でわずか49ポイントと苦しみ、ドライバーズ・ランキングでは相棒マックス・フェルスタッペンが4連覇を果たした一方、8位に終わる苦しい1年となった。

 レッドブルはシーズン後、成績不振を理由にペレスを解雇。レーシングブルズからリアム・ローソンを昇格させ今シーズンに臨んだが、開幕戦オーストラリアGPでは予選18番手から決勝リタイア、第2戦中国GPでも予選最下位から入賞には届かず。しびれを切らしたチームはローソンをわずか2戦で解雇し、新たに角田裕毅を昇格させたが、ここまで12戦で獲得7ポイントと状況の大きな改善には至っていない。
 
 ローソンと角田の苦戦によって、現在ではレッドブルのセカンドドライバーの低迷はマシンの性能不足によるもの、との見方が主流になってきた。そのため、ペレスはF1復帰シーズンとなる来季、ドライバーとしての実力を「証明」する必要はないとの考えを英専門メディア『PlanetF1』に明かしている。

「常に(レッドブルの扱いづらいマシンに)適応し、自信を築くのは非常に難しい状況だった。彼ら(ローソンと角田)が獲得したポイント数を見れば、シーズン全体で5ポイントくらい(正しくは7ポイント)だから、(来季に向けて)証明すべきものは何もないと思う」

「僕にとっては、スポーツを楽しむために戻ってくるという感じなんだ。以前と同じ形でこのスポーツを去るわけにはいかない。だからこそ、この新しいプロジェクトで戻ってきた。大成功を収めると願っている。何よりも、まずはこのカムバックを楽しみたい」

 2021年にはフェルスタッペンの戴冠をセカンドドライバーとしてサポートし、2023年までにレッドブルに2度のコンストラクターズ・タイトルをもたらしてきた。心機一転した“チェコ”の新たな挑戦が来シーズンから始まる。

構成●THE DIGEST編集部

【画像&動画】角田裕毅が“オフ”を満喫!レッドブル移籍後のプライベートフォトの数々

【画像】モデル、女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目!

【画像】絶世の美貌を誇る米プロレーサー、リンジー・ブルワーの厳選フォトを一挙お届け!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    8月8日(金)発売!

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    8月21日(木)発売

    定価:980円 (税込)
  • smash

    8月21日(木)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    8月25日(月)発売

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    7月24日(木)発売

    定価:1100円 (税込)