バレーボール

47年ぶり決勝進出逃したバレー日本女子の号泣シーンに視聴者もらい泣き「悔しいな」「3決で有終の美を」【世界バレー】

THE DIGEST編集部

2025.09.07

佐藤(手前)は自身が打ったスパイクが外れて日本の敗北が決まった。(C)Volleyball World

 現地9月6日、バレーボール女子の世界選手権(タイ・バンコク)は準決勝が行なわれ、15年ぶりのメダル獲得を目指す日本はトルコに1-3で逆転負けを喫した。47年ぶりの決勝進出はならず、2010年大会以来となる銅メダルを懸けて7日の3位決定戦に回る。

 あと一歩届かなかった。セットカウント1-2の第4セット、崖っぷちの日本が24-21と先にセットポイントを握るが、身長194センチを誇るトルコの絶対的エース・バルガスのバックアタックなどでデュースに持ち込まれる。そして24-25と逆転され、日本は佐藤淑乃のスパイクがコート奥に外れて敗北が決まった。

 激闘直後、コート脇ではセッターの関菜々巳が顔を両手で覆い号泣。島村春世が寄り添い、関を慰める姿がテレビの中継カメラに映った。同じく自身の一打が敗北を決定づけた23歳の若きヒロインも涙が止まらなかった。

 佐藤は試合後のインタビューに応じるも悔し涙がこみ上げ、「自分たちの勢いがだんだん相手に消されて......すみません」と声を詰まらせた。声を震わせながら言葉をなんとか絞り出し、「まだメダルを取れるチャンスがあと1試合あるので、気持ちを切り替えて。この大会をこのメンバーで最高の結果で終われるように頑張りたい」と必死に前を向いた。
 
 結果を受け入れきれない日本選手の涙にネット上では「悔しいな」「泣かないで」「トルコの気合いが相当違ったね」「4セット目は本当に惜しい負け方」「あと1点のプレッシャーの重さかね」「切り替えて3決頑張って!有終の美を飾ってほしい」といった敗因の指摘や選手への𠮟咤激励など、議論百出だった。

 注目の3位決定戦の相手は世界ランク2位のブラジルに決まった。同国との対戦成績は46勝97敗。銀メダルを獲得した昨年のネーションズリーグ(VNL)では準決勝でフルセット勝ちしたものの、パリ五輪では0-3の完敗。25年のVNL予選ラウンド、同準決勝で連敗を喫している。

 過去、重要な試合で幾度となく日本の前に立ちはだかってきた因縁の宿敵と最後の大一番に臨む。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】47年ぶり決勝進出逃す…号泣する関菜々巳を慰める島村春世

【記事】日本女子バレー、3位決定戦の相手は世界2位ブラジルに決定! 15年ぶりメダル懸け難敵と大一番【世界バレー】

【記事】「すんげえええ、、、! 興奮!」超人気女優が"オランダ撃破の女子バレー"に反応でネット騒然
NEXT
PAGE
【画像】47年ぶり決勝進出逃す…号泣する関菜々巳を慰める島村春世