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角田裕毅、ブラジルでの週末は「何ひとつ上手くいかなかった」…専門メディアは同僚との好対照ぶりを強調しながらも「結果よりははるかに評価できる内容」とも

THE DIGEST編集部

2025.11.10

ブラジルGPで“二重ペナルティー”を食らった角田。(C)Getty Images

ブラジルGPで“二重ペナルティー”を食らった角田。(C)Getty Images

 F1第21戦のブラジル・グランプリは11月9日に決勝が行なわれ、レッドブルの角田裕毅は17位でレースを終えている。

 予選では事実上最下位の19番手に沈み、マックス・フェルスタッペンらがピットレーンスタートを選択した影響で17番グリッドから決勝に臨んだ角田だったが、序盤にランス・ストロール(アストンマーティン)に接触して10秒のタイムペナルティーを受け、さらにピットインしてこれを消化しようとした際にチームスタッフが10秒経つ前に作業を開始したために同様のペナルティーが追加されてしまい、決勝も事実上の最下位(3台がリタイア)でチェッカーフラッグを受けた。

 フリー走行序盤でのスピン(→バリアにヒットして車を損傷)に始まり、全てのセッションで苦戦を強いられる週末を「非常に難しいものとなりました」と総括した角田は、「チームとしていろいろ試しましたが、上手くいったものもあれば、そうでないものもありました」と振り返り、以下のように続けている。
 
「レースではハードタイヤで良いスタートを切り、幾つかポジションを上げられましたが、セーフティカーのタイミングを利用して早めにピットインしました。残念ながら、ランスとの接触があり、ペナルティーを受けなければならなかったため、今日は良い結果を得るのが本当に難しくなってしまいました。さらに、追加のピットストップも痛手となりました」

 それでも彼は、「何も諦めていません。最後のスティントでは良いペースを示せたし、シーズンの終わりまでできる限りのベストを尽くして、最良の結果を引き出していくつもりです」と今後の巻き返しを誓い、またピットレーンスタートから3位表彰台を果たしたチームメイトに対しては「賛辞を贈りたいです。彼の走りは本当に素晴らしく、チームのコンストラクターズ・チャンピオンシップ争いにおいて非常に価値あるポイントを獲得してくれました」と語った。

 一方、メディアのインタビューでは、「残念ながら、この週末は何ひとつ上手くいきませんでした。時には、何をやってもダメな場合もあります。僕にとって、最悪の週末のひとつでした。理由は分かりません。グリップが全くなかった、それだけです」と本音を吐露している。
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