角田裕毅（レッドブル）の将来が不透明な状況にある。米モータースポーツ専門メディア『Beyond The Flag』は現地11月11日、日本人ドライバーの来季以降の展開を考察。F1生き残りを目指す角田が直面する可能性が高い、いくつかの選択肢をピックアップした。

　同メディアは、仮に角田が来季F1のシートを喪失した場合、米インディカーに参戦する可能性があると紹介している。現時点でシートの空きがあり、ホンダとの関係が深いデイル・コイン・レーシングからフル参戦し、2027年のF1復帰を目指す選択肢があるとした。ただ、一度インディカーに活動の場を移してからF1に復帰するのは容易ではないとも説いている。
  　同メディアは角田がF1のレギュラー・ドライバーにこだわるのであれば、やはりリザーブドライバー就任が「最良の選択肢かもしれない」だと説く。来季からホンダがPU供給するアストンマーティンや先日フランコ・コラピントとの契約を延長したアルピーヌなどが候補だという。

　もちろん角田はレッドブル、あるいはレーシングブルズからフル参戦を目指しているだろうが、もしシートを獲得できないのであれば別のチーム、別のカテゴリーに戦いの場を移す必要がある。

　F1参戦５年目にして、角田はキャリアの大きな岐路に立たされている。

構成●THE DIGEST編集部

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