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「いずれにせよ、今回の『敗者』」予選19番手の角田裕毅に、チーム代表が「空気圧で大きなミス」と謝罪…専門メディアは低評価「最悪のタイミング」

THE DIGEST編集部

2025.11.23

専門メディアから厳しい声が上がった角田。決勝で挽回できるか。(C)Getty Images

専門メディアから厳しい声が上がった角田。決勝で挽回できるか。(C)Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は現地11月21日、第22戦ラスベガスGP予選で2戦連続となるQ1敗退を喫し、19番手に終わっている。

 フリー走行3回目(24周回)を全体18番手のベストタイム(1分36秒667)で終えた角田。迎えた予選ではウェットコンディションのなかで1分56秒798に止まり、あえなく今季6回目となるファーストラウンド脱落となった。

 2回のフリー走行で手応えを掴んでいた初日とは打って変わって、失意の結果に終わった。しかし、これにはチーム側に大きなミスがあったと、レッドブルのローラン・メキース代表が明かした(F1公式サイト『F1.com』より)。

「ユウキに関しては、我々の責任だ。タイヤの空気圧で、大きなミスを犯してしまった。つまり、競争力を発揮できるチャンスのないタイヤでコースに出ていたんだ。チームとして、ユウキに謝罪したい。このようなことがあってはならないが、起きてしまった以上、我々にできる最善策は、ここから学び、より強く戻ってくることである。週末を通して非常に良いペースを見せていたので、このチャンスを奪ってしまったのは痛恨だ」
 
 角田自身は、予選を振り返って「セッションを通して全くグリップがなく、まるで足元が完全に氷のようで、ホイールスピンしていました。何かがおかしいのは分かっていましたが、タイヤに何が起きたのかは分からず、とても奇妙に感じました。前にエクストリーム(雨用)タイヤを使った時にはそんな感じはなく、とても速かったのに、今日は他の車から3秒も遅れており、理解できませんでした」と語り、以下のように続けている。

「後になって、空気圧が本来あるべき値から大きく外れていたと分かり、Q1を通して抱えていた問題の説明がつきましたが、その状況でも、できる限りのことはやりました。厳しいし、残念です。予選を迎えるまで、週末を通して素晴らしいペースがあり、おそらくチームに加入して以来、最高のペースだったからです。明日はレースで何かを得られるように頑張らなければなりません」
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