現地11月22日にF1第22戦ラスベガスGP決勝が行なわれた。ピットレーンスタートの角田裕毅(レッドブル)は14番目でチェッカーフラッグを受け、後にマクラーレン勢の車両規定違反による失格で12位が確定した。
予選で19番手に終わっていた角田は、パワーユニットとリアウィングの交換を敢行して巻き返しを狙ったが、1周目でのピットインという戦略は、直後にバーチャルセーフティカー(VSC)が入ったため奏功せず、入賞圏内に迫れないまま50周のレースを終えた。
またも厳しい結果に終わった週末の後、角田は「2周目のVSCのタイミングが上手く噛み合っていれば、戦略は成功したかもしれませんが、その直前にピットインする不運に見舞われました。最近は全てが自分にとって逆風に働いているように感じ、計画通りに週末が進んでいません。また車のセッティング変更も、望んでいたほどペースに影響を与えませんでした」と振り返り、他にも以下のようなコメントを残している(F1専門サイト『F1.com』より)。
「今日は思ったように事が進みませんでした。予選でタイヤ空気圧の問題がなければ、もっと上の順位にいられたと思います。予選で起きたことは(チームの)ミスで、僕のコントロールは及ばないことでした。それまでいい週末を過ごしていただけに、とてもフラストレーションが溜まります。簡単に避けられたはずのミスによって良いレースをする機会を失ってしまったものの、チームとしてそこから学んでいきます」
「最近は、自分のコントロールの及ばない問題が多く起きていますが、僕にできるのは、自分がコントロールできる範囲で全力を尽くすことだけです。ペースは確実に上がってきているし、ドライビングの快適さと車への自信も高まっています。これまで通り、自分のやるべきことをやり続けます」
またメディアのインタビューでは、チームメイトとの比較の話に。「3回のフリー走行(FP)では、何度もマックス(・フェルスタッペン)の前にいました。予選でレベルアップできるのが彼の強みだと分かっていますが、僕にも結果が出せる自信はありました」と、予選までは好調だったと強調。そのうえで、「僕は結果がほしいし、チームも同様です。このようなミスや、制御不能な状況をこのまま続けるわけにはいきません」と本音を吐露した(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。
そんな日本人ドライバーに対し、予選後には謝罪の言葉を述べたチームのローラン・メキース代表は、「昨日起こったミスの代償を払う形になった」と角田のレースを総括。そして、フェルスタッペンが優勝し、さらにマクラーレン勢の失格によってドライバーチャンピオンシップに向けて希望が膨らんできた点も踏まえ、「パッケージからすべてを引き出すという姿勢で(次戦の)カタールGPに臨む」と意気込みを示している。
『F1.com』は、「角田はピットレーンスタートを選択したため、より厳しいレース展開を強いられた。早めにミディアムからハードにタイヤ交換するも、2度目のピットインで順位を落とした」と伝え、『NEXTGEN-AUTO』は「ユウキはラスベガスでのレースを14位で終え、再びノーポイントの週末を嘆く結果となった。新品エンジンとドライコンディション用のセットアップでレースをスタートするも、VSCの導入とバッドタイミングのピットストップにより、その後はどうすることもできなかった」とレポートを綴った。
構成●THE DIGEST編集部
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予選で19番手に終わっていた角田は、パワーユニットとリアウィングの交換を敢行して巻き返しを狙ったが、1周目でのピットインという戦略は、直後にバーチャルセーフティカー(VSC)が入ったため奏功せず、入賞圏内に迫れないまま50周のレースを終えた。
またも厳しい結果に終わった週末の後、角田は「2周目のVSCのタイミングが上手く噛み合っていれば、戦略は成功したかもしれませんが、その直前にピットインする不運に見舞われました。最近は全てが自分にとって逆風に働いているように感じ、計画通りに週末が進んでいません。また車のセッティング変更も、望んでいたほどペースに影響を与えませんでした」と振り返り、他にも以下のようなコメントを残している(F1専門サイト『F1.com』より)。
「今日は思ったように事が進みませんでした。予選でタイヤ空気圧の問題がなければ、もっと上の順位にいられたと思います。予選で起きたことは(チームの)ミスで、僕のコントロールは及ばないことでした。それまでいい週末を過ごしていただけに、とてもフラストレーションが溜まります。簡単に避けられたはずのミスによって良いレースをする機会を失ってしまったものの、チームとしてそこから学んでいきます」
「最近は、自分のコントロールの及ばない問題が多く起きていますが、僕にできるのは、自分がコントロールできる範囲で全力を尽くすことだけです。ペースは確実に上がってきているし、ドライビングの快適さと車への自信も高まっています。これまで通り、自分のやるべきことをやり続けます」
またメディアのインタビューでは、チームメイトとの比較の話に。「3回のフリー走行(FP)では、何度もマックス(・フェルスタッペン)の前にいました。予選でレベルアップできるのが彼の強みだと分かっていますが、僕にも結果が出せる自信はありました」と、予選までは好調だったと強調。そのうえで、「僕は結果がほしいし、チームも同様です。このようなミスや、制御不能な状況をこのまま続けるわけにはいきません」と本音を吐露した(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。
そんな日本人ドライバーに対し、予選後には謝罪の言葉を述べたチームのローラン・メキース代表は、「昨日起こったミスの代償を払う形になった」と角田のレースを総括。そして、フェルスタッペンが優勝し、さらにマクラーレン勢の失格によってドライバーチャンピオンシップに向けて希望が膨らんできた点も踏まえ、「パッケージからすべてを引き出すという姿勢で(次戦の)カタールGPに臨む」と意気込みを示している。
『F1.com』は、「角田はピットレーンスタートを選択したため、より厳しいレース展開を強いられた。早めにミディアムからハードにタイヤ交換するも、2度目のピットインで順位を落とした」と伝え、『NEXTGEN-AUTO』は「ユウキはラスベガスでのレースを14位で終え、再びノーポイントの週末を嘆く結果となった。新品エンジンとドライコンディション用のセットアップでレースをスタートするも、VSCの導入とバッドタイミングのピットストップにより、その後はどうすることもできなかった」とレポートを綴った。
構成●THE DIGEST編集部
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