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「アブダビはフェルスタッペンの理想的な狩場」と蘭メディア指摘 F1最終戦、奇跡の“逆転V”の可能性は?

THE DIGEST編集部

2025.12.04

フェルスタッペンが逆転優勝をかけて最終戦に臨む。(C) Getty Images

フェルスタッペンが逆転優勝をかけて最終戦に臨む。(C) Getty Images

 2026年のF1タイトル争いは三つ巴となり、最終戦の第24戦アブダビGPへと突入する。ランド・ノリス(マクラーレン)が408ポイントで首位、396ポイントのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2位で続き、3位には392ポイントのオスカー・ピアストリと、それぞれに王座を掴むチャンスが残されている。その中でも、特にタイトル獲得への期待が懸けられているのが、フェルスタッペンだ。

 開幕から夏場まではマクラーレン勢が勝利を積み重ねた一方、フェルスタッペンは8月最後のオランダGPを終えた時点で2勝にとどまっていたものの、イタリアGPから前回カタールGPまでの8戦で5勝をマーク。最終戦を前に、ノリスに対し12ポイントに迫る猛追を見せている。

 もちろん、フェルスタッペンがタイトルに最も近い位置にいるわけではなく、自力での逆転も不可能。3位ピアストリにも警戒する必要がある。だが、これまでも驚異的な走りで4連覇という偉業を成し遂げてきた、現王者フェルスタッペンのさらなる“奇跡”を期待する反応があるのも確かだ。

 
 欧州メディア『EUROSPORT』オランダ版は、最終戦の特集記事を配信し、「何という週末か。カタールでの勝利により、マックス・フェルスタッペンはすべてをアブダビの最終決戦に持ち込んだ。ここ数戦で力強く巻き返したフェルスタッペンは、ランド・ノリスとの差を12ポイントまで縮めている」などと、王者の粘りに驚きを示すとともに現状を綴っている。

 さらにレースの展望では、「タイトル決戦の舞台となるアブダビのヤス・マリーナ・サーキットは、机上ではレッドブルに分があると言われる」と主張。続けて、コース特性について、「長いストレートでRB21のトップスピードを生かせるうえ、低速コーナーではメカニカルグリップが強みになる。アナリストたちはアブダビを『フェルスタッペンの理想的な狩場』と評する」などと説明する。

 そして同メディアは4年前、同じコース、同じ最終戦でのフェルスタッペンの初タイトル決定のシーンを回想。「2021年、フェルスタッペンはここで“不可能を可能にした”。劇的かつ物議を醸した最終周でルイス・ハミルトンをかわし、初の世界タイトルをもぎ取った」と振り返りながら、「ヤス・マリーナでは何が起きてもおかしくない──まさにその象徴的な例だ」と論じている。

 果たして今回も、フェルスタッペンが劇的な形で王座を掴むのか。シーズン最終戦、アブダビGP決勝は現地時間12月7日に行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

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