フィギュアスケートの世界一決定戦「グランプリ(GP)ファイナル2025」が12月4日、名古屋・IGアリーナを舞台に開幕した。大会初日はジュニアGPファイナルの女子ショートが行なわれ、大会4連覇を目指す17歳の島田麻央が73.45点で首位発進。今季シーズンベストを叩き出しV4を射程圏内に捉えた。
最終滑走で登場した島田は明るいピンクの衣装で元気よく氷上に躍り出た。アップテンポな『Sing Sing Sing』に乗り、冒頭はダブルアクセルを難なく降りる。続く3回転ループ、後半のルッツ+トウループの連続3回転ジャンプも着氷。スピン、ステップも高いGOE(出来栄え点)を加点し、すべて最高評価のレベル4を獲得した。
表情を豊かにノーミス演技でフィニッシュした島田。先日の全日本ジュニアは精彩を欠く内容だったが、ジュニアの絶対女王が幸先の良いスタートを切った。
日本勢は島田と同じ木下アカデミー所属の岡万佑子(16)、金沢純禾(13)、名東FSCの岡田芽依(15)ら4人が出場し、1位から4位までを独占。ジュニア世代の層の厚さを示す圧巻の結果となった。
ただ韓国勢2選手を含め、フリーではトリプルアクセルを組み込む予定の選手が多く揃っており、ハイレベルな争いが予想される。試合後、島田もフリーでは大技の4回転トウループ、トリプルアクセルを投入することを改めて明言。過去にないほど熾烈な激戦になりそうだ。
▼ジュニアGPファイナル 女子ショート結果
1位 島田麻央 73.45点
2位 岡田芽依 68.21点
3位 岡 万佑子 67.93点
4位 金沢純禾 66.16点
5位 キム・ユソン(韓国) 64.06点
6位 キム・ユジェ(韓国) 60.02点
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【記事】日本勢は鍵山優真、佐藤駿がメダル争い 絶対王者マリニンの異次元構成に注目【フィギュアGPファイナル】
【記事】ミラノ五輪代表争い熾烈極める女子フィギュア GPファイナルに日本勢は4人
最終滑走で登場した島田は明るいピンクの衣装で元気よく氷上に躍り出た。アップテンポな『Sing Sing Sing』に乗り、冒頭はダブルアクセルを難なく降りる。続く3回転ループ、後半のルッツ+トウループの連続3回転ジャンプも着氷。スピン、ステップも高いGOE(出来栄え点)を加点し、すべて最高評価のレベル4を獲得した。
表情を豊かにノーミス演技でフィニッシュした島田。先日の全日本ジュニアは精彩を欠く内容だったが、ジュニアの絶対女王が幸先の良いスタートを切った。
日本勢は島田と同じ木下アカデミー所属の岡万佑子(16)、金沢純禾(13)、名東FSCの岡田芽依(15)ら4人が出場し、1位から4位までを独占。ジュニア世代の層の厚さを示す圧巻の結果となった。
ただ韓国勢2選手を含め、フリーではトリプルアクセルを組み込む予定の選手が多く揃っており、ハイレベルな争いが予想される。試合後、島田もフリーでは大技の4回転トウループ、トリプルアクセルを投入することを改めて明言。過去にないほど熾烈な激戦になりそうだ。
▼ジュニアGPファイナル 女子ショート結果
1位 島田麻央 73.45点
2位 岡田芽依 68.21点
3位 岡 万佑子 67.93点
4位 金沢純禾 66.16点
5位 キム・ユソン(韓国) 64.06点
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