フィギュアスケート女子で1992年アルベールビル五輪銀メダルの伊藤みどり氏が12日までに自身のインスタグラムを更新。９日まで大阪・東和薬品ラクタブドームで開催されたグランプリシリーズ第４戦NHK杯で務めたメダルプレゼンターを回顧した。

　女子選手として世界初のトリプルアクセルを成功させ、ギネスブックにも掲載された伊藤氏。2004年には日本人として初めて世界フィギュアスケート殿堂入りを果たした56歳のレジェンドは８日の女子フリー後、女子シングルの表彰式に姿を現すと会場から大歓声が沸き起こった。

　同氏は取材エリアに設置されたモニターからの直撮り動画をアップ。「初めてのメダルプレゼンター...思い出に残るNHK 杯になりました...」と綴り、意外にも国際大会のメダルプレゼンターは初体験だったことを告白した。表彰式では台に上がった３選手ひとりずつに微笑みながら声をかけ、メダルを贈呈。大会４度目の戴冠を果たした坂本花織の首に金メダルをかけると、頬をつけて熱い抱擁を交わした。
  　大会を振り返った日本女子フィギュア界の大物にファンからは「これ見て泣けました」「いらしただけで会場が沸き立つレジェンド」「伊藤みどりだ！って叫んだのは私だけじゃないはず」「オーラが半端ない！」「存在感凄い」など、歓喜の声が続々とコメント欄に寄せられた。

　その一方で、初のプレゼンター役に「知らなかった」「今まで出なかった方がおかしい!!」「メダルをかけられた選手たちも良い思い出になったことでしょう」「こういう機会が沢山ありますように」「これから毎年日本のオリンピアンがプレゼンターになってほしい！」といった意見も見受けられた。

構成●THE DIGEST編集部

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