プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥が現地12月27日、サウジアラビア・リヤドでWBC同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)を判定で下し、6度目の王座防衛に成功。歴代単独トップの世界戦27連勝に伸ばすとともに、42年ぶりの偉業を成し遂げた。
中東の地でもモンスターたる強さを見せつけた。序盤は高くガードを堅めるピカソと距離をとりつつ、鋭い右ジャブで守備網を崩す。3回からは前に出て上下にパンチを繰り出し、攻勢を強めた井上。中盤以降はピカソが手数を出しながら前進してきたが、井上もそれを上回る手数で的確にパンチを当てた。
最後まで主導権を握った井上がジャッジで圧倒。ピカソの強メンタルと粘りの前にKOすることはできなかったが、1人がフルマークをつける3-0の完勝。この勝利で元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス、元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(ともに米国)を抜き、世界歴代単独1位に浮上した。
年間4度防衛成功を完遂した井上には海外記者から称賛が届いている。ボクシングを中心に様々なスポーツイベントを発信しているルネ・ロマーノ氏は「ナオヤ・イノウエは現代ボクシング界で最も恐れられるチャンピオンの一人としての地位を確固たるものにした。日本のボクサーは試合開始から最後まで圧倒し、2025年にザ・リング王座を4度防衛した」と自身のXに報告。創刊103年の歴史を誇る米ボクシング専門誌『The Ring』認定ベルトの年間防衛回数が元WBC世界ヘビー級王者ラリー・ホームズ(米国)に並ぶ、42年ぶりの快挙だと興奮気味に伝えた。
試合後には『The Ring』でパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位に君臨する現役最強ボクサー、WBA・WBC・IBF3団体統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がリングに上がり、井上を直接祝福するサプライズがあった。2026年のボクシング界も無敗街道を突き進むモンスターが中心になりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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中東の地でもモンスターたる強さを見せつけた。序盤は高くガードを堅めるピカソと距離をとりつつ、鋭い右ジャブで守備網を崩す。3回からは前に出て上下にパンチを繰り出し、攻勢を強めた井上。中盤以降はピカソが手数を出しながら前進してきたが、井上もそれを上回る手数で的確にパンチを当てた。
最後まで主導権を握った井上がジャッジで圧倒。ピカソの強メンタルと粘りの前にKOすることはできなかったが、1人がフルマークをつける3-0の完勝。この勝利で元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス、元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(ともに米国)を抜き、世界歴代単独1位に浮上した。
年間4度防衛成功を完遂した井上には海外記者から称賛が届いている。ボクシングを中心に様々なスポーツイベントを発信しているルネ・ロマーノ氏は「ナオヤ・イノウエは現代ボクシング界で最も恐れられるチャンピオンの一人としての地位を確固たるものにした。日本のボクサーは試合開始から最後まで圧倒し、2025年にザ・リング王座を4度防衛した」と自身のXに報告。創刊103年の歴史を誇る米ボクシング専門誌『The Ring』認定ベルトの年間防衛回数が元WBC世界ヘビー級王者ラリー・ホームズ(米国)に並ぶ、42年ぶりの快挙だと興奮気味に伝えた。
試合後には『The Ring』でパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位に君臨する現役最強ボクサー、WBA・WBC・IBF3団体統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がリングに上がり、井上を直接祝福するサプライズがあった。2026年のボクシング界も無敗街道を突き進むモンスターが中心になりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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