元世界ヘビー級３団体統一王者のアンソニー・ジョシュア（英国）が現地12月29日、ナイジェリアで交通事故に遭い、同乗していた親友２人が死亡した。米老舗ボクシング誌『The Ring』が同日報じた。

　同誌によると、ジョシュアを乗せた乗用車が路肩に停車していたトラックに衝突。ナイジェリア連邦道路安全隊は、乗用車が「法定速度を超えて走行していた可能性」があり、「追い越し操作中にコントロールを失ったように見える」と説明した。
  　この事故で、親友でありチームメンバーでもあったシナ・ガミ氏とラティフ・アドイェレ氏が亡くなった。ジョシュアも負傷し、検査と治療のため病院に搬送されたものの、「容体は安定しており、経過観察のため入院を続ける」という。

　ジョシュアは19日、ユーチューバー兼ボクサーでWBAクルーザー級15位のジェイク・ポール（米国）を６回KOで下したばかり。同誌は「来年は元世界ヘビー級王者タイソン・フューリー（英国）とのメガファイトを狙うとの見方も広がっていた」としつつ、「ジョシュアの負傷の程度は依然として不明で、当面のリング復帰計画には不透明感が漂っている」と無念を表した。

　この衝撃の報道にファンからは「悲惨すぎる」「大丈夫なのか」「心配しかない」「軽傷とは言うがマジで大丈夫かな、、、」「メンタルおかしくなるって」と不安の声が広がった。

構成●THE DIGEST編集部

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