バレーボール

【現地取材】「絶対に勝ってこのプレーオフで優勝したい」ペルージャ石川祐希、PO決勝初戦へコンディション状態は「怪我をする前のプレーを基準にすると」

佳子S.バディアーリ

2026.04.18

チームと自身のコンディションについて語ってくれた石川。画像提供:Maurizio Lollini

 ペルージャの一員として初、そして、なによりも11年目のイタリアリーグで自身初めてのプレーオフ決勝進出を叶えた日本代表の主将・石川祐希にインタビュー取材を敢行。念願の舞台へ向ける思い、優勝争いの展望や今季クライマックスを控えるチームと自身のコンディションについて語ってくれた。

 ペルージャはピアチェンツァとの準決勝に3連勝で決着をつけ、2シーズンぶりと同時に2013-14シーズンのトップリーグ昇格以降8回目となる決勝へ駒を進めた。チームとして3回目のスクデット(リーグ優勝)獲得に挑む頂上決戦。そこは、石川がイタリアリーグ11シーズンのキャリアで初めて臨む大舞台でもある。

「まずチームとして、ファイナルに進めて良かったと思っています。僕自身にとって初めてのファイナルになるのでその舞台で戦えることは非常に嬉しいです。怪我があってなかなか試合に出場できずにいますけど、それはやむを得ないこと。大事なタイミングで怪我をしてしまった僕が悪いという思いがあります。でも、起きてしまい終わったことと捉え前を見ています」

「コートに入る機会はおのずと生まれるものだと思っているので、あとはその時にしっかりとプレーできる準備だけはしておきたいです」

 
 決勝の相手は、ヴェローナもしくはチヴィタノーヴァ。準決勝の3戦目を2セットダウンからの逆転勝ちで制したチヴィタノーヴァが2勝1敗として今週末に第4戦が行なわれる。第3戦の激闘を映像で観ていたという石川は、ペルージャに身を置く自身の視点で決勝の展望を述べた。

「先に2セットを取っていてもひっくり返されるのがイタリアリーグのプレーオフ。ペルージャも去年のセミファイナル(対チヴィタノーヴァ)で2セットアップから逆転負けを味わっています。本当にここ(イタリア)では途中のセットカウントは関係なくて、1セット1セットが勝負になるのでそれを取りきることにどれだけ集中できるか、フォーカスできるかが大切になると思います」

「サーブゲームになると予想していてそこでの失点は多少仕方ない部分もありますけど、とにかく僅差での競り合いが続く戦いになると思います。ヴェローナとチヴィタノーヴァのどちらが勝ち上がってくるかはまだ分からないですけど、両方とも力のあるチーム。準決勝で対戦したピアチェンツァよりさらにサーブでガンガン攻めてきてブロックも高さがあるので苦しい展開が訪れることがあると思います」

「僕としては、そうなった時にしっかりとプレーできる準備だけはしておきたいと思っています。決勝まで時間があって練習もしっかりできコンディションをうまく調整できてくると思うので、そこは有意義な時間にしたいです」

 
NEXT
PAGE
「総合的なコンディションは感覚的にまだまだ良いとは」