フィギュアスケート世界ジュニア選手権の男子ショートプログラム(SP)が4日、エストニアのタリンで行なわれ、日本代表の鍵山優真が85・82点で首位スタート。佐藤駿は79・30点で5位につけた。
昨年12月のジュニア・グランプリファイナルを制した佐藤は、18番滑走で登場。冒頭のトリプルアクセルを見事に着氷させると、3回転ルッツプラス3回転トゥループのコンビネーションと3回転ルッツも成功させる。スピンでは思わぬミスが出たものの、自身のシーズンベスト(ジュニアでの構成)を記録し、表彰台が狙える好位置につけた。
一方、32番滑走でリンクに立った鍵山は、今年1月のユース五輪を制し、同2月の四大陸選手権でジュニアながら3位に入った実力を証明するように、ハイレベルな演技を披露した。
3回転ループ、トリプルアクセル、3回転ルッツ+3回転トゥループと3つのジャンプすべてを成功させた16歳は、スピンもミスなし。ジュニアとは思えない抜群の安定感で、2位のアンドレイ・モザレフ(ロシア)に1・51点差をつけてSPを制した。
現地6日に行なわれるフリーでは、佐藤が19番滑走、鍵山が22番滑走で登場する。ともに4回転ジャンプを組み込んだ構成を予定しており、それぞれが納得の演技をできれば、日本勢による1、2フィニッシュも見えてきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】ジュニア世代のツートップ・鍵山優真&佐藤駿が氷上をフレッシュに舞う!
昨年12月のジュニア・グランプリファイナルを制した佐藤は、18番滑走で登場。冒頭のトリプルアクセルを見事に着氷させると、3回転ルッツプラス3回転トゥループのコンビネーションと3回転ルッツも成功させる。スピンでは思わぬミスが出たものの、自身のシーズンベスト(ジュニアでの構成)を記録し、表彰台が狙える好位置につけた。
一方、32番滑走でリンクに立った鍵山は、今年1月のユース五輪を制し、同2月の四大陸選手権でジュニアながら3位に入った実力を証明するように、ハイレベルな演技を披露した。
3回転ループ、トリプルアクセル、3回転ルッツ+3回転トゥループと3つのジャンプすべてを成功させた16歳は、スピンもミスなし。ジュニアとは思えない抜群の安定感で、2位のアンドレイ・モザレフ(ロシア)に1・51点差をつけてSPを制した。
現地6日に行なわれるフリーでは、佐藤が19番滑走、鍵山が22番滑走で登場する。ともに4回転ジャンプを組み込んだ構成を予定しており、それぞれが納得の演技をできれば、日本勢による1、2フィニッシュも見えてきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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