8月28日、宮城県を拠点とするセンダイガールズ(仙女)が東京でのビッグマッチを開催した。会場は国立代々木競技場第二体育館。昨年3月に続いての開催だ。
昨年との大きな違いは、団体代表の里村明衣子がリングにいないこと。里村の引退ロードの中で行われた前回はある種の“特需”かと思われた。しかし今年も会場は満員。シングル王者の橋本千紘をはじめとする選手たちの試合の充実ぶり、それにYouTubeでの注目度アップもあり団体の人気は上がり続けている。
代々木大会には『THE TOP OF JOSHI WRESTLING』というタイトルが付いている。プロレスではなくレスリング。代々木第二体育館はレスリングの大会も行なわれる“聖地”で、今大会では本戦前にプロレスラーによるレスリングの公開スパーリングも実施された。
登場したのは、昨年からレスリング出身の橋本千紘が主宰しているレスリング練習会に参加してきた女子プロレスラーたち。練習会の目的は基礎的能力の強化で、さまざまな団体から選手が参加している。
「私たちは基本を忘れたくない」
そう語ったのは開会挨拶に立った里村だ。
「人を投げる、抑えるという動きがいかに奥深いか」
プロレスはスポーツであると同時にエンターテイメント。しかし基本はやはり相手を投げ、抑え込むレスリングなのだ。そして“レスリングをベースとするプロレス”の頂点にいる女子選手が橋本千紘だと言っていい。
8.28代々木大会、保持するワールド王座の8度目の防衛戦。挑戦者は同じ仙女所属、かつ同期の岩田美香だった。「橋本千紘一強」の独走状態を変えると名乗りをあげた岩田。橋本も「仙女で挑戦するなら岩田しかいない」、「一番負けたくない相手」と認める。
ファンとしても、橋本に勝ってベルトを巻くなら外部の敵ではなく岩田であってほしいという思いがあったはずだ。まして現在の岩田の闘い、その熱さは文句なし。大舞台での王座移動、長く橋本の背中を追いかけてきた岩田がチャンピオンになって仙女に“Wエース”時代をもたらす。そんな機運は間違いなく高まっていた。
試合が始まると、岩田は蹴りまくった。橋本はレスリングのベースがあり、またラリアットやパワーボムを得意とするパワーファイターでもある。そんな橋本にはなく、岩田が持っている武器が蹴りだった。
主導権を握ったのは橋本だが、岩田も要所で蹴りを決め、流れを変えていく。回し蹴り、バックスピン、かかと落としに顔面蹴り上げと数えきれないほど叩き込んだ。
それでも橋本は3カウントを許さない。フィニッシュは必殺のオブライト(ジャーマン・スープレックス・ホールド)。橋本曰く「奥の手」だった。岩田は首の負傷で長期欠場したことがある。それを分かった上で、首にダメージがあるジャーマンを使った。そうしなければ勝てなかったということだ。
昨年との大きな違いは、団体代表の里村明衣子がリングにいないこと。里村の引退ロードの中で行われた前回はある種の“特需”かと思われた。しかし今年も会場は満員。シングル王者の橋本千紘をはじめとする選手たちの試合の充実ぶり、それにYouTubeでの注目度アップもあり団体の人気は上がり続けている。
代々木大会には『THE TOP OF JOSHI WRESTLING』というタイトルが付いている。プロレスではなくレスリング。代々木第二体育館はレスリングの大会も行なわれる“聖地”で、今大会では本戦前にプロレスラーによるレスリングの公開スパーリングも実施された。
登場したのは、昨年からレスリング出身の橋本千紘が主宰しているレスリング練習会に参加してきた女子プロレスラーたち。練習会の目的は基礎的能力の強化で、さまざまな団体から選手が参加している。
「私たちは基本を忘れたくない」
そう語ったのは開会挨拶に立った里村だ。
「人を投げる、抑えるという動きがいかに奥深いか」
プロレスはスポーツであると同時にエンターテイメント。しかし基本はやはり相手を投げ、抑え込むレスリングなのだ。そして“レスリングをベースとするプロレス”の頂点にいる女子選手が橋本千紘だと言っていい。
8.28代々木大会、保持するワールド王座の8度目の防衛戦。挑戦者は同じ仙女所属、かつ同期の岩田美香だった。「橋本千紘一強」の独走状態を変えると名乗りをあげた岩田。橋本も「仙女で挑戦するなら岩田しかいない」、「一番負けたくない相手」と認める。
ファンとしても、橋本に勝ってベルトを巻くなら外部の敵ではなく岩田であってほしいという思いがあったはずだ。まして現在の岩田の闘い、その熱さは文句なし。大舞台での王座移動、長く橋本の背中を追いかけてきた岩田がチャンピオンになって仙女に“Wエース”時代をもたらす。そんな機運は間違いなく高まっていた。
試合が始まると、岩田は蹴りまくった。橋本はレスリングのベースがあり、またラリアットやパワーボムを得意とするパワーファイターでもある。そんな橋本にはなく、岩田が持っている武器が蹴りだった。
主導権を握ったのは橋本だが、岩田も要所で蹴りを決め、流れを変えていく。回し蹴り、バックスピン、かかと落としに顔面蹴り上げと数えきれないほど叩き込んだ。
それでも橋本は3カウントを許さない。フィニッシュは必殺のオブライト(ジャーマン・スープレックス・ホールド)。橋本曰く「奥の手」だった。岩田は首の負傷で長期欠場したことがある。それを分かった上で、首にダメージがあるジャーマンを使った。そうしなければ勝てなかったということだ。




