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マラソン・駅伝

2度目の42.195キロで銅の“明るい”矢田みくに、レース後報道陣の突っ込みに「ちょっと我慢できなかったです」【陸上/アジア大会】

野口一郎(THE DIGEST編集部)

2026.09.27

女子マラソン銅メダルを獲得した矢田。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

女子マラソン銅メダルを獲得した矢田。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 9月25日、「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」の陸上競技・女子マラソンが、名古屋市瑞穂公園陸上競技場発着コースで開かれた。矢田みくにが、2時間27分56秒で3位に入った。フルマラソン2回目でアジアのメダリストになった26歳は、レース直後の取材で持ち前の“明るさ”を発揮した。

 序盤はスローペースで推移した。矢田は「最初の20キロは落ち着いて走ると決めていて、どんなに前に出たくなっても(先頭集団の)後ろの方で冷静に、と思いながら走りました」と回想する。

 ただ17キロ付近で一度、先頭に立っていた。その点を報道陣から指摘されると「ちょっと我慢できなかったです」とあっさりと認め、笑いを誘った。
 
 また、22キロ過ぎには転倒のアクシデントに見舞われた。これについては「日本選手権でも転倒があったので『またか』と思いながらも、逆側で転倒したので、逆にバランス取れたと思ってポジティブに走れました」と、物事を前向きにとらえるメンタルの強さを示した。

 また、今大会10000メートル(銀)、1500メートル(銅)で2つのメダルを手にし、矢田とも交流がある田中希実に関する話になると、「強い選手は自分の強みを知っているし、個性があるのが、すごく勉強になって、改めて『自分の強みってなんだろう』と振り返ることができました」とし、「性格的には明るく、あと粘れるのが強みだと思います」と述べた。

 実は、大会直前に右ひざを痛めていたという矢田。トラブルを持ち前の明るさで乗り切った、見事な銅メダル獲得だった。

取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)

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