10月25日、2020年のコントレイル以来、史上9頭目となるクラシック三冠馬誕生の期待がかかる菊花賞(GⅠ、京都・芝3000m)が行なわれる。その主役は昨年のホープフルステークス(中山・芝2000m)、今年の皐月賞(GⅠ、中山・芝2000m)、日本ダービー(GⅠ、東京・芝2400m)とGⅠレース3勝を誇る王者ロブチェン(牡3歳/栗東・杉山晴紀厩舎)である。
さっそく出走予定各馬のプレビューに入りたいところだが、その前に気になるのが天候だ。23日の午前中までの予報で京都地方は、金曜の夜から降雨があり、24日の昼まで降り続く(降雨確率80%)。そして一旦は止むのだが、土曜の夜から再び降り出し、25日は終日「雨時々曇り」との予報で、降雨確率は80~90%となっており、これだけ降り続けば道悪は避けようがない。いかに水はけが良い京都とはいえ泥んこの『不良』まではいかないだろうが、『重』まで悪化するのではないか。となると、出走馬には道悪適性、またはそれに加えてより豊富なスタミナも求められるレースとなるだろうから、この点も加味してプレビューしたい。
先週行なわれた秋華賞(GⅠ)のモンローウォークに続いて、単勝オッズ1倍台の圧倒的人気が見込まれる大本命、ロブチェンの優位は動かない。同馬はデビューの新馬戦(京都・芝2000m)を重馬場のなか、2着に3馬身差を付けて楽々と逃げ切っており、陣営も特に気にする様子はない。
秋の始動戦となった神戸新聞杯(GⅡ、阪神・芝2400m)はハナ差の辛勝となったが、1000mの通過が61秒9という超スローとなったレースで中団の後ろ目から馬群の外を通って位置を上げ、直線も大外へと進路を取ったためかなりの距離ロスがあったが、それでも最後は僅かながら差し切って勝利をものしたのは王者たる能力の証である。
元来、ロブチェンは派手な勝ち方をしない馬だ。新馬戦こそ3馬身差を付けたが、ホープフルステークスと皐月賞は3/4馬身差、日本ダービーがアタマ差と、4勝すべてが1馬身以内。加えて同タイム3着に敗れた共同通信杯(GⅢ、東京・芝1800m)もアタマ+クビ差の僅差だった。脚質に自在性があり、どんな競馬になっても最後まで伸びきる息の長い末脚、そして接戦になった際の競り強さがロブチェンのストロングポイント。皐月賞の上位馬であるリアライズシリウスとライヒスアドラー、日本ダービー2着のパントルナイーフが不在のここでは、ロブチェンの絶対的優位は動かない。唯一の気がかりは510~520㎏台の馬体重で、長距離を走るにしては大型であるという点だけだ。
ちなみにロブチェンの杉山晴紀調教師と松山弘平騎手は、2020年にデアリングタクトで3歳牝馬三冠制覇を達成している。今回ロブチェンが菊花賞を勝てば、牡牝の三冠を同じ調教師と騎手で制するという前人未到の金字塔を打ち立てることになる。この点も大いに注目したいポイントである。
さっそく出走予定各馬のプレビューに入りたいところだが、その前に気になるのが天候だ。23日の午前中までの予報で京都地方は、金曜の夜から降雨があり、24日の昼まで降り続く(降雨確率80%)。そして一旦は止むのだが、土曜の夜から再び降り出し、25日は終日「雨時々曇り」との予報で、降雨確率は80~90%となっており、これだけ降り続けば道悪は避けようがない。いかに水はけが良い京都とはいえ泥んこの『不良』まではいかないだろうが、『重』まで悪化するのではないか。となると、出走馬には道悪適性、またはそれに加えてより豊富なスタミナも求められるレースとなるだろうから、この点も加味してプレビューしたい。
先週行なわれた秋華賞(GⅠ)のモンローウォークに続いて、単勝オッズ1倍台の圧倒的人気が見込まれる大本命、ロブチェンの優位は動かない。同馬はデビューの新馬戦(京都・芝2000m)を重馬場のなか、2着に3馬身差を付けて楽々と逃げ切っており、陣営も特に気にする様子はない。
秋の始動戦となった神戸新聞杯(GⅡ、阪神・芝2400m)はハナ差の辛勝となったが、1000mの通過が61秒9という超スローとなったレースで中団の後ろ目から馬群の外を通って位置を上げ、直線も大外へと進路を取ったためかなりの距離ロスがあったが、それでも最後は僅かながら差し切って勝利をものしたのは王者たる能力の証である。
元来、ロブチェンは派手な勝ち方をしない馬だ。新馬戦こそ3馬身差を付けたが、ホープフルステークスと皐月賞は3/4馬身差、日本ダービーがアタマ差と、4勝すべてが1馬身以内。加えて同タイム3着に敗れた共同通信杯(GⅢ、東京・芝1800m)もアタマ+クビ差の僅差だった。脚質に自在性があり、どんな競馬になっても最後まで伸びきる息の長い末脚、そして接戦になった際の競り強さがロブチェンのストロングポイント。皐月賞の上位馬であるリアライズシリウスとライヒスアドラー、日本ダービー2着のパントルナイーフが不在のここでは、ロブチェンの絶対的優位は動かない。唯一の気がかりは510~520㎏台の馬体重で、長距離を走るにしては大型であるという点だけだ。
ちなみにロブチェンの杉山晴紀調教師と松山弘平騎手は、2020年にデアリングタクトで3歳牝馬三冠制覇を達成している。今回ロブチェンが菊花賞を勝てば、牡牝の三冠を同じ調教師と騎手で制するという前人未到の金字塔を打ち立てることになる。この点も大いに注目したいポイントである。




