バドミントン男子シングルス世界ランキング１位の桃田賢斗が、マネジメント契約している「UDN SPORTS」 のインスタLIVE配信に出演した。桃田にとって、初めてのSNSのLIVE出演ということで普段の会見などとは違い、柔らかい雰囲気で進行した。

　１月に遠征先のマレーシアで遭遇した交通事故後、右目眼窩底骨折の手術に挑み、先月末から練習を再開する桃田。「練習がやっとできるようになって、めちゃくちゃ楽しくて充実している」と充実ぶりを語った。

　また女性ファンが多い桃田は、「彼女はいない、１人でいることが苦手で寂しがり屋なので、好きなタイプは、寂しさを紛らわしてくる人がいい」という女性ファンをキュンとさせるコメントをした。

　バドミントンで大事なこととして “基礎打ち”と表現。「身体を温めるためにやっている人がいるけど、“基礎打ち”が上手でない人に強い人はいないので、“基礎打ち”はクオリティを大事にした方がいいと思う」と世界ランキング１位が語る納得のいくコメント。
  　また大切にしていることは、“感謝の気持ち”と語った。「言葉に出すことの方が気持ちが強いと思って、言葉に出すことが大事だと思い、常に忘れないために“感謝”を口にすることを大事にしている」と強さの由縁とも思えるコメントを口にした。

　またルーティーンを聞かれると、「試合始まる前、ラブオールプレーの直前に、コートの中でズボンの紐を結ぶ」と明かした。桃田選手の試合を観る際は、ぜひ注目してみよう。　五輪に向けて心がけていることは、「本番絶対に緊張すると思うので、普段からどれだけその緊張感を自分に与えながら練習ができるかが課題かな、と思います」と気持ちの準備も怠らない姿勢だ。

　そして最後には「コロナウイルスとか、ニュースを見たらそればかりで、気持ちも落ちると思いますけど、個人個人やれることは絶対あると思います。いい方向に向くと思うので、それまで、みんなさん力を合わせて頑張りましょう！」とコメント。

　１月の事故後、手術などを経て、順調に回復し桃田の元気な様子が見れたことで、視聴者にとって最高の時だったといえるだろう。まずはコロナの終息を祈るばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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