格闘技・プロレス

スマックダウン、中邑真輔はセザーロへの介入間に合わず…。MITBラダーマッチがWWE本社で開催決定!

どら増田

2020.04.18

セザーロへの介入を中邑は試みるも、グラックに阻止される。(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは、日本時間4月18日、フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターで行なわれたスマックダウンを世界配信した。

 まず、次回のPPV『マネー・イン・ザ・バンク(MITB)』(日本時間5月11日)のMITBラダーマッチが、コネチカット州 スタンフォードにあるWWE本社で行なわれることが発表された。これまでも"ストーン・コールド"スティーブ・オースチンとビンス・マクマホン代表の抗争など、WWE本社を舞台に数々のドラマが繰り広げられてきたが、MITBラダーマッチは天井に吊された王座挑戦権の権利書入りブリーフケースをラダーに登って奪い合う闘いとなった。

 今回はリングではなく、試合がWWE本社の地上階から始まり、ブリーフケースは屋上に吊るされるという。日本でもDDTが親会社のサイバーエージェント本社で路上プロレスを行なっているが、WWEのスケール感ではどんな試合が繰り広げられるのか期待したい。

 そして、この日のスマックダウンでは、MITBラダーマッチの予選として、ダニエル・ブライアンwithドリュー・グラックとセザーロwith中邑真輔が激突した。試合終盤、ブライアンが必殺のイエスロックをセザーロに決めると中邑が介入を試みたが、これをグラックが全力で阻止して、セザーロはたまらずタップアウト。ブライアンがセザーロを破ってMITBラダーマッチ出場を決めた。
 
 また、女子の予選ではデイナ・ブルックがサンセットフリップでナオミを撃破し、すでに決定しているアスカやナイア・ジャックス、シェイナ・ベイズラーと共に女子MITBラダーマッチ出場を決めている。
 
 さらに新ユニバーサル王者ブラウン・ストローマンが、アレクサ・ブリス&ニッキー・クロスのモーメント・オブ・ブリスにゲスト出演した。

 MITPでブレイ・ワイアットとの王座戦が発表されたストローマンは「確かに俺はワイアットファミリーだった。しかし、過去は過去。ワイアットは俺の拳を食らうことになる」とかつての仲間を挑発。するとストローマンはリングの隅に置いてあるプレゼント箱を見つけ、アレクサが用意していないと忠告するにもかかわらずその箱を開けてしまう……。

 突如動きが止まったストローマンは、箱からかつて自身が使用していた黒羊のマスクを取り出すと、会場にはワイアットの不気味な笑い声がこだました。ストローマンは師弟対決を制することができるのだろうか?

◆WWE スマックダウン◆
2020年4月18日(日本時間)
アメリカ・フロリダ州オーランド WWEパフォーマンスセンター(無観客試合)

▼ MITBラダーマッチ予選 男子(出場者決定戦)
○ダニエル・ブライアンwithドリュー・グラック(イエスロック)セザーロwith中邑真輔●

▼ MITBラダーマッチ予選 女子(出場者決定戦)
○デイナ・ブルック(フォール勝ち)ナオミ●
※サンセットフリップ

文●どら増田

【PHOTO】蘇るあの頃!アントニオ猪木さんが闘魂注入!往年の達人レスラーが大集合!
 
NEXT
PAGE
【動画】ブライアンvsセザーロの戦いはこちら!