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マラソン・駅伝

「環境のせいにして、やるべきことを疎かにしてないか」マラソン大迫傑の自問に感銘を受けるファン続出

THE DIGEST編集部

2020.05.05

大迫の投稿に「大迫さんの言葉、心に響きました」と反響が寄せられた。(C)Getty Images

大迫の投稿に「大迫さんの言葉、心に響きました」と反響が寄せられた。(C)Getty Images

 マラソン日本最速の男・大迫傑は自らと向き合い、1年遠のいた目標へ自らを奮い立たせているようだ。

 大迫は4日に自身のインスタグラムを更新。マラソン時の写真を投稿するとともに、「最近自分に自問してる事」と語り始めた。

「何が出来ない、じゃなくてどうしたら出来るのか。弱音を吐いて、自分に酔って、環境のせいにして、やるべきことを疎かにしてないか。今まで起こったことはすべて過去。そんなものを気にして、過去に縛られてたらかっこ悪いし何も達成できない。ドラマはいらない。必要なのは過程と結果」

 大迫は昨年9月のマラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)で3位に終わるも、今年の東京マラソンで自身の持つ日本記録を塗り替え、東京五輪代表の座をつかみ取った。

 五輪が1年延期となり、出場できるのか不安なアスリートがいる一方で、出場が内定している選手も、モチベーション維持の難しさ等、彼らなりの苦しさがあるのだろう。大迫のコメントからは、それらを振り切ろうとするような姿勢が感じられる。
 
 この投稿に「大迫さんの言葉、心に響きました」「本当に尊敬します」「そのひたむきさ、走る姿に表れてますよ」など、感銘を受けたファンが続出した。

 環境のせいにして、やるべきことを疎かにしていないか。行動が制限されている今、この言葉は多くの人の胸に響いたことだろう。

構成●THE DIGEST編集部
 
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