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格闘技・プロレス

DDT 赤井沙希が安納サオリを退け、おきばりやす七番勝負の戦績を五分に戻す。タッグの可能性も!

どら増田

2020.05.17

赤井(右)が安納(左)に勝利し、七番勝負は3勝3敗のタイになった。最終戦の相手は未定だ。

赤井(右)が安納(左)に勝利し、七番勝負は3勝3敗のタイになった。最終戦の相手は未定だ。

 DDTプロレスは5月16日、無観客試合によるTVマッチ『DDT TV SHOW!#3』を動画配信サービス『WRESTLE UNIVERSE』(DDT UNIVERSE改め)で世界配信した。

 セミファイナルで、赤井沙希の“おきばりやす”七番勝負が組まれた。第6戦目の対戦相手は安納サオリ。 先週放送の前哨戦では安納にジャーマンで敗れたばかりか「試合がなくて欲求不満だったんですけど、これでは発散できなかった」「“赤い沙希”より“青いサオリ”」と赤井はボロボロに言われてしまった。同じ関西人同士のこの試合は、赤井がリベンジに成功し、七番勝負の勝敗を五分に戻すことができるのか注目が集まっていた。負け越しはしたくなかったところだろう。

 後がない赤井は、いきなりビッグブーツの連発で先制する。安納は場外戦に持ち込んで、イスを使って反撃。その後、激しいエルボー合戦から、安納が延髄斬り、ジャーマン連発で決めにいくも、赤井はカウント2でクリアする。

 すぐさま立ち上がった赤井はハイキック、新人賞(二段式顔蹴り)を叩き込むも、安納はフォールを許さず。ならばと、赤井はケツァル・コアトルで丸め込んでカウント3。赤井がリベンジに成功した。
 
 試合後、赤井は「安納さん、ずっと対峙してて、他団体だけど意識してた。安納さんみたいに、強くて、かっこよくて、華のある人が、もっと女子プロレスを引っ張っていくべき。女子プロレスを引っ張っていきましょう」とマイクで呼び掛ける。

 お互いを認め合った両者はガッチリ握手を交わした。そして、赤井は退場する安納に向かって、「もう1回、どこのリングでもいいからやりましょう!」と呼びかけた。さらに、「こういう状況で、なかなか前と同じペースでプロレスができない。プロレスラーにできることは、皆さんに元気をあげること。七番勝負で勝ち越して、DDTを、世間を元気にしたい」とアピールした。

 バックステージで安納は、「赤井さんずるい。あんなにきれいで、強くて、性格よくて、なんなの。私は沙希さん好きです。試合が決まって、赤井さんの本気を感じたかったから意地悪なことを言った。負けたけど、また試合がしたい」とコメントしている。
 

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