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格闘技・プロレス

ノア清宮海斗が念願の武藤敬司とタッグ対決決定!「今やらなきゃ意味がない」

どら増田

2020.06.01

清宮(左)は、武藤(右)とタッグを組んで以降、相対して戦うことを熱望していた。

清宮(左)は、武藤(右)とタッグを組んで以降、相対して戦うことを熱望していた。

 プロレスリング・ノアは6月14日にABEMAで中継するTVマッチ『NOAH GO FORWARD Day1』の対戦カードを発表した。

 メインイベントでは、GHCヘビー級チャンピオン潮崎豪に齋藤彰俊が、セミファイナルでは、GHCナショナルチャンピオン中嶋勝彦に井上雅央がそれぞれ挑戦する。この2人がチャンピオンになってからTVマッチで同時に防衛戦を行なうのは初めて。急性虫垂炎のため欠場を続けていた潮崎にとっては、これが復帰戦となる。

 今年開催された『グローバルタッグリーグ2020』で、潮崎&勝彦のAXIZは、彰俊&雅央の反選手会同盟に敗れており、5月24日に中継された『NOAH NEW HOPE Day1』では彰俊が潮崎に、5月31日に中継された『NOAH NEW HOPE Day2』では雅央が勝彦にそれぞれ挑戦状を持って挑戦表明した。

 前日の6月13日はノアの創設者である故・三沢光晴さんの命日とあって、三沢さん最後の試合でパートナーだった潮崎と、対角線にいた彰俊の対戦は運命的と言っていいだろう。
 
 また、昨年9月と今年4月にタッグを結成し、「次は対角に立ってみたい」と武藤敬司との対戦を熱望していた清宮海斗が、谷口周平、モハメド・ヨネとのトリオで、武藤、丸藤正道、望月成晃と対戦することが決定した。清宮は「武藤敬司との対戦は必ず実現させる」と公言し続けており、武藤も「準備は出来ている」と反応したことから、両者の対戦がいつになるのか注目されていた。

 今回はシングルではなく、6人タッグになってしまったが、武藤は「プロレスに没頭させる試合がしたい。かつ、お客様をエンジョイさせる試合が出来る自信があれば、やってやるよ!」と清宮にメッセージを送っており、今回の初対決で、武藤から出された課題をクリア出来ればシングルマッチへの道が開けるかもしれない。

 清宮にとってノアに「新しい景色」を見せていくために、武藤敬司というピースは欠かせない存在だ。「これが5年後とかなら意味がないと思うんですよ。やりたいと思ったときにやらないと。今の武藤さんとやらなきゃ意味がない。全てを吸収します!」清宮海斗はそんな強い気持ちを胸に秘めながら、プロレスリングマスターの対角線に立つ。

文●どら増田

【画像】若き新星・清宮の挑戦にツイッターで答える武藤敬司
 
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