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格闘技・プロレス

小川良成率いるスティンガーが、元ラーテルズを嘲笑い原田大輔の怒りを煽る。カシンがノアJr.に参戦!

どら増田

2020.06.11

小川良成率いるスティンガーは、元ラーテルズを一蹴。HAYATAもテクニックレベルを上げてきた。

小川良成率いるスティンガーは、元ラーテルズを一蹴。HAYATAもテクニックレベルを上げてきた。

 プロレスリング・ノアは6月10日、ノア特設アリーナで行なわれた『NOAH In The Spotlight day1』を動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで配信した。

 オープニングマッチには、スティンガーを脱退した小峠篤司と、杉浦軍を脱退した大原はじめ&吉岡世起による新ユニット、フルスロットルが初の揃い踏み。対戦相手は、杉浦軍のNOSAWA論外以外の2人はXとしか明らかにされていなかったが、論外はリデットエンターテイメントの執行役員に就任した元W-1社長、カズ・ハヤシと、はぐれIGFインターナショナルで、元WWEのコーチであるケンドー・カシンの投入を示唆していた。

 論外の次にカズが入場すると、最後に流れたのはやはりカシンのテーマだった。“はぐれNXT”Tシャツを着て現れたカシン。日本で試合をするのはいつぶりだろうか…。

 試合はカシンがチームワークを自ら乱すことで、フルスロットルにペースを握らせないまま、最後はカズがW-1時代の後輩である吉岡にパワープラントを決めて完勝。試合後、カシンはカズに「だから会社潰れんだよ」。と傷口に塩を塗る有り様。今後も好き勝手にやっていくようだ。

 第2試合では、試合数を増やしたい清宮海斗が岡田欣也とのタッグで登場。金剛ジュニアの覇王&仁王と対戦した。DDTでまた株を上げた覇王の調子がいい。清宮の援護もあり、粘る岡田だったが、最後は仁王のストゥーカスプラッシュに3カウント。成長は見られたが、覇王&仁王の勢いを崩すことはできなかった。覇王は「俺たちがいちばん輝いてみせるから」と、ノアジュニアの中心に立つことを誓った。
 
 メインイベントでは、日に日に因縁が深まっている小川良成率いるスティンガーと、HAYATAを引き抜かれた元ラーテルズによる全面対決。原田のHAYATAに対する怒りは相変わらず根深いようで、この日も原田はHAYATAを全力で制裁。しかし、これを耐え抜いたHAYATAはトドメを刺そうとしたタダスケを上手く丸め込み3カウントを奪取する。

 試合巧者の小川と組んだことで、HAYATAのテクニックもレベルが上がっているようだ。感情を剥き出しにしている限り元ラーテルズは、スティンガーの思うがままかもしれない。3人が笑みを浮かべながらリングを後にすると、怒りが収まらない原田は、11日、12日もスティンガーとの対戦を要求。どのようなカードが組まれるか注目されていたが、配信後、11日はスティンガーに岡田欣也、元ラーテルズに清宮海斗を加えた8人タッグマッチが行なわれることが発表されている。

◆プロレスリング・ノア◆
『NOAH In The Spotlight day1』
6月10日配信
ノア特設アリーナ(無観客試合)
▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)
NOSAWA論外&ケンドー・カシン&○カズ・ハヤシ(13分45秒 片エビ固め)小峠篤司&大原はじめ&吉岡世起●
※パワープラント
▼タッグマッチ(30分1本勝負)
清宮海斗&●岡田欣也(11分49秒 片エビ固め)覇王&仁王○
※ストゥーカスプラッシュ
▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)
小川良成&鈴木鼓太郎&○HAYATA(18分45秒 首固め)原田大輔&YO-HEY&タダスケ●

文●どら増田

【動画】「逃げんなや」怒りが収まらない原田大輔のコメントはこちら!
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