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格闘技・プロレス

「俺は今一人の男に燃えている」清宮海斗が主張!7.18ノア後楽園で武藤敬司との再戦が決定

どら増田

2020.06.22

グリーンを基調としたコスチュームは、三沢光晴のテーマカラーを彷彿とさせる。清宮(左)、潮崎(右)は、プロレスリング・ノアの継承者だ。

グリーンを基調としたコスチュームは、三沢光晴のテーマカラーを彷彿とさせる。清宮(左)、潮崎(右)は、プロレスリング・ノアの継承者だ。

 プロレスリング・ノアは6月21日、TVマッチ『NOAH “GO FORWARD”Day2』をノア特設アリーナからABEMAで中継した。

 第6試合では、潮崎豪&清宮海斗の新旧GHCヘビー級王者タッグが実現。お互いにグリーンのコスチュームに身を纏って並び立つ姿は新鮮そのもの。対するは金剛のマサ北宮&稲村愛輝のヘビー級コンビ。GHCナショナル王座挑戦者決定トーナメントで、決勝まで上がってきた北宮の勢いは凄かったが、最後は稲村が潮崎の豪腕ラリアットの前に敗れ、ゴーカイタッグが勝利を収めている。

 試合後、潮崎を置いて先に清宮が一人で退場すると、インタビュースペースに現れて「俺は今一人の男に燃えている。再びその男の前に立つために、自分の技術、体力、そして心!全てを磨きあげる!そしてそれまで、俺のこの闘志を誰にも消し去ることはできない!このままやりたいって言って、向こうがやる気になるとは思えない。あとは俺次第だと思うから。俺が行動で、リング上で見せていくから。この気持ちをぶつけていくから!」と思いの丈を一気に吐き出した。

 この日の試合もそうだったが、14日に武藤敬司を相手にタッグながら圧倒されてしまった清宮は、自身が見えた「光」を信じて、明るさを封印し、超えなければならない壁に向けて動き出しているように見える。心は折れていないだけに、もう一度「一人の男」の対角線に立つために、清宮がどんなプランを練っているのか今後とも注視していく必要があるだろう。
 
 セミファイナルでは、丸藤正道の提案により生まれたイニシャル「M」の選手たちによる新ユニットM'sアライアンスが早速始動した。

 武藤、望月成晃、そして新メンバー宮本裕向が登場してチームを結成した。対戦相手の杉浦軍は、杉浦貴&桜庭和志&ケンドー・カシン&NOSAWA論外という異色カルテット。杉浦がカシンを全く信用していないこともあり、ギクシャクしながらも試合を成立させてしまうのが、杉浦軍の凄いところだ。武藤とカシンの全日本プロレス時代からの因縁対決や、宮本と桜庭の初遭遇など、斬新な場面をふんだんに見せてくれたこの試合。最後は武藤がシャイニングウィザードを論外にヒットさせて、M'sアライアンスが初陣を飾った。

 試合後、M'sアライアンスポーズを決めた4人。イニシャルが「M」のプロレスラーはまだまだいるだけに、さらなるメンバーの加入があるのか期待である。

 大会終了後、7.18東京・後楽園ホール大会で、潮崎豪&清宮海斗と武藤敬司&丸藤正道のドリームマッチが発表された。この試合のキーマンはやはり清宮しかいない。清宮がここで爪痕を残せないとなると、新しい景色が遠のいていくのは間違いないだけに、この1か月でどんな準備をしてくるのか楽しみに見守りたい。

◆プロレスリング・ノア◆
『NOAH “GO FORWARD”Day2』
2020年6月21日配信
ノア特設アリーナ(無観客試合)
▼スペシャル8人タッグマッチ(60分1本勝負)
○武藤敬司&丸藤正道&望月成晃&M=宮本裕向(20分16秒 体固め)杉浦貴&桜庭和志&ケンドー・カシン&NOSAWA論外●
※シャイニングウィザード
▼スペシャルタッグマッチ(30分1本勝負)
○潮崎豪&清宮海斗(19分13秒 体固め)マサ北宮&稲村愛輝●
※豪腕ラリアット

文⚫︎どら増田

【動画】「この闘志を誰にも消し去ることはできない」清宮が武藤に対する思いのたけをぶつける!

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