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格闘技・プロレス

新日本・内藤哲也が「噂通り神宮球場でいいのかな?」ロスインゴvsバレットの因縁深め、EVILに挑戦日時を迫る!

どら増田

2020.07.27

「さっさと言えよ、カブロン!」と、EVILに決戦の場の指定を要求した内藤。(C)新日本プロレス

「さっさと言えよ、カブロン!」と、EVILに決戦の場の指定を要求した内藤。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは27日、新シリーズ『SUMMER STRUGGLE 2020』の開幕戦を東京・後楽園ホールで開催した。

 メインイベントでは内藤哲也&高橋ヒロム&BUSHIとEVIL&石森太二&ディック東郷によるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、バレットクラブの全面対決が実現。

 バレットクラブは前日25日の愛知・愛知県体育館大会で行なわれたIWGP二冠王座戦でダメージを負ったヒロムに集中攻撃。東郷のインサイドワークにも翻弄されてしまう。しかし、ロスインゴもチームワークで徹底抗戦。終盤、混戦模様の中、EVILは二冠王座挑戦を表明している内藤を、急所攻撃からのダークネスフォールズで排除。最後は石森がブラディークロスでBUSHIから3カウント。連夜のバッドエンドに場内も呆気にとられる。

 その後、石森はヒロムにもブラディークロスを決めてKOすると、マイクを持ち「ヒロム?だいぶ弱ってるけど、燃え尽きたか?ボロボロだな?さて、俺が何を言いたいんでしょうか?」とヒロムにマイクを振るが、ヒロムはうめき声をあげるのが精一杯。これに対して石森は「答えは…テメェのベルトに挑戦させろ、このヤロー!」と叫び正式に挑戦表明。バレットクラブの3人はウルフサインを合わせてリングを後にした。

 バックステージでバレットクラブは、石森が「オイ、見た?見た?アイツ、ボッロボロだなぁ!フフフ。まぁいいや。明日もある。ヒロム、オマエが好きなように、もっと!もっと!もっと!徹底的にやってやるからな!」とまくし立てる。

 東郷も「オイ見たろ!シングルだろうがよぉ、タッグだろうが6人だろうが、見たら分かるだろう!今から、サルでも分かるホントの理由を教えてやるよ!強えぇモンが勝つんだよ!なぁEVIL!」と追随。最後はEVILが「内藤!何が、レンタル期間だコラ!笑わせるなよオイ!オマエなんて、返り討ちにしてやる!」と連夜の返り討ち宣言となった。
 
 ロスインゴ勢はヒロムが「石森、情けねぇ男になったなぁ。バレットクラブで唯一、オマエが一番マトモだと思ってた。情けない男だ。こんなやり方でしか俺に挑戦表明できなかったのか。そこまで下がっちまったとはな。あの時の、『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』の決勝戦が懐かしい。俺の好きじゃない挑戦表明の仕方だったけど、面白れぇ、やってやるよ。組め。石森と、すぐに、組め!」と挑戦を受諾する。

 内藤は「俺もさぁ、勝った方が全て正しいと思うよ。たとえどんな手を使ってでも、反則を取られてないから、勝った者が正しいと、俺も思うよ。でもまさか、EVILの口から“正義”なんて言葉が出てくるとはね。キング・オブ・ダークネスも実は、正義に憧れを抱いてるってこと?だったらさぁ、バレットクラブじゃなくて、永田裕志選手率いる青義軍に入った方がよかったんじゃないの?青義軍でバックステージで、永田選手に頬を張られてた方がよかったんじゃないの?そんな姿を見てみたいね。EVILと俺のタイトルマッチ、もう決まったんだろ?EVILもやる気があるんだろ?だったら決定だ。さぁ、どこでやる?噂通り、神宮球場でいいのかな?そのへんはさぁ、チャンピオンが、EVILが決めるべきだと思うからさぁ、どこでやりたいか、場所の指定があるんだったら、さっさとやってくれよ。いや……さっさと言えよ、カブロン!」と、内藤の口から「神宮球場」(8.29開催)という言葉が決戦の場の候補として出た。

 新日本は27日も後楽園大会を開催。ロスインゴはBUSHIをSANADAに代えて、EVIL&石森太二&ディック東郷と再び対戦する。変わり果てたかつてのパートナーEVILと対峙するSANADAにも注目したい。

◆新日本プロレス◆
『SUMMER STRUGGLE 2020』(開幕戦)
2020年7月26日 観衆 482人(札止め)
東京・後楽園ホール
▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)
内藤哲也&高橋ヒロム&●BUSHI(13分01秒 片エビ固め)EVIL&石森太二○&ディック東郷
※ブラディークロス

文●どら増田

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