格闘技・プロレス

新日本オカダ・カズチカ「KOPWは新日本の原点回帰」発案大会について語る。いざ、神宮決戦へ!

どら増田

2020.08.27

1対3のハンディキャップマッチを制したオカダ。発案者でもあるということで、思い入れも格別だったであろう。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは26日、『SUMMER STRUGGLE 2020』東京・後楽園ホール大会を開催した。

 オカダ・カズチカが発案した新タイトル『KOPW2020』の1回戦4試合が行なわれ、メインイベントでは、オカダが高橋裕二郎&邪道&外道と1対3のハンディキャップマッチで対戦。

 執念を晴らすため、裕二郎組は裕二郎が先発。オカダの手に噛みつくと、外道のレザーベルト攻撃、邪道の竹刀攻撃と、バレットクラブは反則三昧をみせる。裕二郎組は3人とも元CHAOSで、オカダと行動をともにしていたという共通項がある。

 劣勢が続いたオカダだが、これを凌ぐと「KOPW!」と叫びながら3人に向かって猛ラッシュをかける。しかし邪道と外道のインサイドワークにオカダのダメージは蓄積していく。スーパーパワーボムなど連携技も繰り出していくバレットクラブだが、オカダは何とか切り抜けると、場外の裕二郎と邪道にトペ・コンヒーロを見舞った。

 リング上の外道にツームストンパイルドライバーを決めると、変型コブラクラッチでギブアップ勝ち。オカダが8.29東京・神宮球場大会へ駒を進めた。
 
 その他の1回戦、必殺技禁止マッチとして行なわれた小島聡とエル・デスペラードは、デスペラードが"必殺技"のラリアットを誘発する。これに小島が乗ってしまいラリアットを放ち反則負け。デスペラードが決勝に進出していた。

 ピンフォール2カウントマッチとして行なわれた矢野通とBUSHIの試合は、この日のベストバウトと言ってもいい盛り上がりだった。2カウント決着のスリリングさを堪能させた上で、最後はデスペラードがラ・マヒストラルに来たところを矢野が入れ替えてカウント2。決勝へ進出となった。

 サブミッションマッチとして行なわれたSHOとSANADAは、両者の持ち味が発揮された好勝負に。SANADAからギブアップを奪いたいSHOが粘るも、最後はラウンディングボディプレスから足4の字固めで、SANADAがギブアップ勝ち。決勝はオカダ、矢野、SANADA、デスペラードの4WAYマッチに決定となった。これは楽しみな顔合わせだ。