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ケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀を抑え10秒03で優勝!「やっと9秒台が見えてきた」

THE DIGEST編集部

2020.08.29

3年ぶりの自己ベストを更新し優勝した、ケンブリッジ飛鳥。(C)Getty Images

3年ぶりの自己ベストを更新し優勝した、ケンブリッジ飛鳥。(C)Getty Images

 8月29日、陸上『アスリート ナイトゲームズ イン 福井』が、福井県営陸上競技場9.98スタジアムにて行なわれ、男子100メートルで、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)が10秒03と3年ぶりの自己ベストを更新し優勝した。

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 同競技場は、桐生祥秀(日本生命)が日本人初の9秒を出したスタジアム。そのため、愛称を「9.98スタジアム」としている。23日に行なわれた『セイコーゴールデングランプリ』では、桐生に次ぐ2位に甘んじたものの、今大会では予選から桐生を抑える走りで、好調さを見せていた。

 緊張感の漂う中で迎えた決勝の舞台。スタートの号砲とともに、ケンブリッジは好反応でスタートを切ると、中盤でトップに立つ。終盤、猛追する桐生を振り切り、そのままフィニッシュした。
 
 レース後の優勝インタビューでは「苦しい期間が長く続いていたので、素直にうれしい」と率直な気持ちを口にした。続けて「すごく遠回りしたけど、やっと9秒台が見えてきて、前回の走りも修正できていたので、全体的に良くなってるなと思う」とコメントした。

構成●THE DIGEST編集部
 

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