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格闘技・プロレス

新日本『G1』Aブロック、飯伏幸太が3年連続決勝進出!オスプレイがオカダと決別の事件発生!

どら増田

2020.10.17

途中乱入したグレート-O-カーン(左)によってオカダ(中)はダメージを受け、オスプレイ(右)に敗退した。(C)新日本プロレス

途中乱入したグレート-O-カーン(左)によってオカダ(中)はダメージを受け、オスプレイ(右)に敗退した。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは16日、東京・両国国技館で最強戦士決定戦『G1クライマックス30』のAブロック公式戦最終戦を開催した。

 自力で決勝進出の可能性があるのはジェイ・ホワイトだけという状況の中、開催されたAブロック公式戦最終戦。飯伏幸太、オカダ・カズチカ、そしてわずかながらウィル・オスプレイに決勝進出の可能性が残されている。

【G1 CLIMAX30 PHOTO】パワーファイトの応酬となった最終戦に勝利した飯伏幸太が7勝を挙げ決勝に進出

 第4試合では、勝たなければ決勝進出がないオカダ・カズチカと、決勝進出者決定戦に持ち込みたいオカダを兄貴分と慕いヘビー級に転向したウィル・オスプレイが対戦。
 
 オスプレイは序盤からオカダを相手に早期決着を狙って、オスカッターなどを狙うが、オカダはマネークリップで切り返すという一進一退の攻防が続く中、オカダがオスプレイをマネークリップ、旋回式ツームストンパイルドライバー、さらにマネークリップで捕獲する。すると、試合途中にリングサイドに現れた女子プロレス団体「スターダム」の女子プロレスラーで、オスプレイとの交際を公言しているビー・プレストリーが登場し、レフェリーを引きつける。さらに、海外遠征中だったグレート-O-カーンが現れ、オカダにアイアンクロー式のチョークスラムでKO。少し困惑したオスプレイだったが、ストームブレイカーを決めてカウント3。
 
 オスプレイは場外でビーとキスを交わしニヤリと笑うと、リングに戻りオカダに決別のヒドゥン・ブレイドを放つと、O-カーンと一緒に退場。オカダにとっては決勝進出が消滅しただけでなく、可愛がっていたオスプレイにも裏切られた最悪の夜になってしまった。

 試合後、オスプレイはオカダを倒す準備をして来たことを明らかにした上で、O-カーンとビーを紹介。CHAOSからの離脱と、オスプレイを中心とした新ユニット結成を発表するとともに、「興味があるやつは連絡くれ」と新メンバーを募った。

 セミファイナルでは、得点上では首位ジェイと並ぶ12点だが、ジェイとの直接対決で敗れているため、最終戦を落とすと決勝進出が消滅する飯伏幸太が、IWGPタッグ王座を巡り因縁があるタイチと対戦。両者は序盤から激しいキックの応酬。その後も徹底して蹴りのみを打ち合い、身を削り合うような試合展開に。終盤、タイチのバズソーキックを切り抜け、強烈なキックでダウンを奪った飯伏は、逆にバズソーキックからカミゴェを決めて、この日初となるカバーに入るとカウント3。決勝進出の望みを残したが、足を引きずりながら、インタビュースペースでも「俺は諦めない」と言ってフラフラしながら控室へ。
 

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