ボクシングWBAスーパー＆IBF世界バンタム級王者の井上尚弥が、10月31日（現地11月１日）に、アメリカ・ラスベカスでジェイソン・モロニーとのWBA＆IBF世界バンタム級のタイトルマッチを迎える。それに先駆けて、井上と契約を結ぶ米興行大手のトップランク社が、SNSで井上の過去のファイトシーンを公開した。

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　煌びやかなライトに照らされた入場シーンから始まる動画は、WBSS決勝のノニト・ドネア（フィリピン）戦や、破壊的なパンチでファン・カルロス・パヤノ（ドミニカ共和国）らをマットに沈める様がハイライトでまとめられている。強烈な左右のフックに、電光石火の右ストレート――。今見ても魂が震える名シーンばかりだ。
  　これをチェックしたフォロワーは、「レッツゴー、イノウエ！」「試合が待ちきれない！」「世界最高のファイターだ」「イノウエの物語がアメリカで始まる」などと井上への応援・激励の言葉が殺到。ただ一方で、「モロニ―がモンスターを倒すだろう」など井上を煽るコメントも見られた。

　井上はすでに現地20日に初めて現地のトップランクジムで汗を流し、24日には圧巻のミット打ち動画を公開して好調をうかがわせた。また、25日には「今日は練習オフだから暇やな…。」とツイートしている。決戦に向けての準備は、心身ともに着々と進んでいるようだ。

構成●THE DIGEST編集部