日本が誇る“モンスター”のKO勝ちの興奮は、まだまだ冷める気配がない。

　10月31日（日本時間11月１日）、WBAスーパーIBF世界バンタム級王者の井上尚弥はWBA同級２位のジェイソン・モロニーとの防衛戦に臨み、７回でKO勝ちを収めた。その４日後、井上とプロモート契約を結ぶトップランク社は、公式インスタグラム（@toprank）とツイッター（@trboxing）にKO勝ちを裏づける“練習動画”を公開し、話題を呼んでいる。

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「練習は裏切らない。井上はその証拠だ」と文面に綴られ、１本の動画が公開された。動画は、ミット打ちでカウンターの練習をする井上と、KOのシーンを比較したもの。相手が左ジャブを出した瞬間、強烈な右のパンチを繰り出す練習をしていたことが分かる。この対策が試合で見事にはまり、モロニ―への痛烈な一発に繋がったようだ。
  　この動画をチェックした世界中のファンからは「そのパンチは運命だったのか」「全てはモンスターによって管理され計画されていた」「練習通りのパンチやな」「精密機械だ」「偶然じゃなく、世界一努力の天才!!」などと賛辞が寄せられている。

　日本が誇るモンスターは、次のターゲットに誰を選ぶのか。新型コロナの影響で延期となったジョンリール・カシメロも含め、今後も井上の活躍から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部