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石川祐希が今季リーグ3度目のMVPに!「細かな点を向上させる」とチームのレベルアップを目指す

THE DIGEST編集部

2020.11.08

石川の古巣、パドヴァにフルセットで勝利。自身も今季3度目のMVPに輝いた。(C)Powervolley Milano

石川の古巣、パドヴァにフルセットで勝利。自身も今季3度目のMVPに輝いた。(C)Powervolley Milano

 現地7日、イタリアの男子バレーボール セリエA第9節が行なわれ、日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノが、キオエネ・パドヴァをセットカウント2-3(16-25、25-21、15-25、25-18、11-15)で下して、アウェイで勝利を収めた。石川は、昨シーズン籍を置いた古巣を相手に、最終セットで勝利を引き寄せる活躍を見せて、今季リーグ戦3度目のMVP(試合ごとに決まるマンオブザマッチ)に輝いた。

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 新型コロナウイルスの感染再拡大の影響により、同10月31日に予定されていたペルージャとの前節が延期となったミラノ。同3日にアウェイで予定されていた欧州レベルの大会、CEVチャレンジ・カップのラウンド32も、対戦相手の棄権により、不戦勝(ラウンド16進出が決定)になったことで、今節は13日ぶりの実戦となった。

 ミラノは第1セットを勢いよくスタートさせると、1度もリードを許さずに最後は石川のバックアタックでこのセットを先取。しかし、第2セットは序盤から劣勢を強いられる。終盤に23-21まで追い上げるが、あと一歩及ばすセットカウントを1-1とされた。

 第3セットは、第1セットと同様にミラノが一方的に試合を進めてこのセットを奪取。第4セットを連取して試合を決めたいミラノだったが、レセプションの乱れからリズムを崩して苦しい展開に。2枚替えなどで巻き返しを図るが流れは変わらず、このセットを大差で奪われて、試合はフルセットへ。
 
 勝敗の行方がかかった最終セットで、見せ場を作ったのは日本代表のエースだった。中盤、僅差で粘るパドヴァがタイムアウトを取ると、その直後から、石川が大爆発。レフトからクロスへの強打で7-11とすると、ブロックに当てたフェイントがネットに跳ね返り、相手コートに落ちて7-12。再びレフトからのストレートで追加点を挙げると、ライトからのブロックアウトを狙った巧みなスパイクでマッチポイントを引き寄せて古巣を退け、チームを勝利へと導いた。

 この試合で石川は、チーム2位の17得点(スパイク14、ブロック3)を記録。レギュラーシーズン7勝目に大きく貢献して、リーグ戦3度目(シーズン通算4度目)のMVPを獲得した。

 石川は、試合後のインタビューで、「今回は無観客でしたが、それでも、ここパドヴァの体育館に戻ってくるといつも感動します。今日のミラノは波があって、試合を通して、最高のパフォーマンスを出し切れませんでした。細かな点を向上させるため、練習を重ねる必要があると感じています」と、イタリア語でコメント。勝利の直後も気のゆるみを見せず、チームのさらなる進化に目を向けているようだ。

 新型コロナウイルスの猛威により、全6試合中、5試合が延期となった今節。ミラノは、日本時間16日午前4時から第10節のイタス・トレンティーノとのアウェイ戦が予定されているが、トレンティーノは2選手の新型コロナウイルス感染が確認されたことで、今節のヴィボ・ヴァレンティアとの対戦が延期となっており、次節の開催に不安が残る。

 なお、延期となっている第8節のペルージャ戦は、日本時間11月24日午前4時からミラノのホームで開催されることが決定した。

構成●THE DIGEST編集部

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