格闘技・プロレス

大晦日『RIZIN.26』の朝倉海vs堀口恭司戦を発表。榊原CEOは「2人の中で紡いできたドラマがある」

THE DIGEST編集部

2020.11.14

大晦日のビッグマッチとして、朝倉海と堀口恭司の試合が組まれることとなった。(C)RIZIN FF

 11月13日、記者会見が都内にて行なわれ、さいたまスーパーアリーナにて12月31日、『Yogibo presents RIZIN.26』を開催することが榊原信行CEOより発表された。9月の時点では2日間の開催も検討しているとのことだったが、現在のコロナ禍にあり、1日のみの開催とし、アリーナ形式の半分のキャパシティ、約1万人の収容となる。

 また、対戦カードの一つとして、RIZINバンタム級王者の朝倉海と堀口恭司のタイトルマッチが決定した。昨年の大晦日に対戦が予定されていたこのカードだが、堀口が右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷により全治10か月の怪我を負い、欠場となっている。また、この怪我以前にはノンタイトルマッチで堀口が朝倉にKO負けを喫した。

 朝倉が登壇し、堀口はアメリカからオンラインで記者会見に出席。朝倉は「堀口選手は実績もすごいですし、日本の格闘技界を引っ張って来た選手なので、たぶん一筋縄にはいかない相手だと思うんですけど、僕は堀口選手が怪我をしている期間、4試合して、チャンピオンになって、前回戦った時よりもさらに強くなっているので、もう一発ぶっ飛ばしてやろうかと思っています」と意気込みを語る。一方の堀口も「前回KOで負けて、今回はやり返したいと思っているんで、ぜひ見ていてください」とリベンジに燃えている。
 
 気になる堀口の状態だが「試合できるコンディションは作れています」と調整ができている様子。朝倉も「コンディションバッチリなのは嬉しいし、良い試合ができると思う」と返した。

 榊原CEOは、「この戦いは間違いなく激闘になる。2人の中で紡いできたドラマがある。その日の緊張感はとてつもないはず。日本の格闘技界の歴史的な一戦になると思うので、見逃してほしくない」とアピール。さらに那須川天心、皇治、RENA、浅倉カンナら日本人選手や、トフィック・ムサエフらをマッチメイクするとコメントしている。

 5年の集大成を目指すという今大会、今後どういうカードが組まれていくか、注目が集まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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