格闘技・プロレス

ノア 拳王が清宮海斗との接戦を制す!「汚ねぇ大人たちが照らす絶景なんかさせねぇ」12.6代々木第二で桜庭和志と対戦へ!

どら増田

2020.11.23

拳王vs清宮の対戦はどちらも譲らぬ激しい展開となった。

 プロレスリング・ノアは22日、神奈川・横浜武道館でビッグマッチ『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.4』を開催した。

 第6試合では、GHCナショナルチャンピオン拳王に、"ライバル"清宮海斗が挑戦。清宮は10.28東京・後楽園ホール大会で行なわれたタッグマッチで拳王から3カウントを奪取し、タイトル挑戦を表明。「お前にだけは負けたくないんだよ!」と清宮は叫んでいたが、これは拳王も同じ。昨年の11月は東京・両国国技館大会で、拳王が清宮のGHCヘビー級王座に挑戦し敗れているだけになおさらだろう。

 1年前とは立場が逆になり、先に清宮が入場し、羽根ポーズを決める。拳王はこの1年間で増えた金剛の仲間を引き連れて入場すると、両者は睨み合い。試合はゴングが鳴ると同時に、エルボー合戦からノンストップのスピーディーな展開を披露する。力強いヘッドロックから、ドロップキック、高さのあるエルボードロップを放つ清宮に、拳王は場外戦に持ち込みブレーンバスターを仕掛けると清宮は右の腿を痛めてしまう。リングに戻るとキャメルクラッチで締め上げられ、得意の蹴り技に歯を食いしばって拳王を睨みつけた清宮は、これを切り抜けると、拳王を場外に投げてから、トペ・コンヒーロを炸裂する。
 
 低空ドロップキック、ニークラッシャーで拳王の膝を狙いに行くと、ジャーマンスープレックス、バックドロップを連発。拳王はエルボーと蹴りのコンビネーションを叩き込むが、清宮もエルボースマッシュで対抗。拳王は輪廻からアンクルホールド、ムーンサルトニードロップ、P.F.Sと畳み掛ける、清宮は2発目のP.F.Sをドロップキックで迎撃する。

 フラつく清宮は気合でドロップキック2連発、ジャーマンホイップからタイガースープレックスを決めるがカウントは2。2発目を狙う清宮だが、拳王はこれを切り返すと、スタンディングの状態で胴締めスリーパーへ。清宮はそのまま落ちてしまいグランドで締め上げられ、たまらずギブアップ。拳王がライバル対決を制し、2度目の防衛に成功した。試合後、清宮は大の字で放心状態。拳王は無言でバックステージへ。