陸上長距離種目の「日本選手権」が4日、ヤンマースタジアム長居(大阪)にて開催され、女子5000メートルで田中希実が15分5秒65で優勝し、東京五輪の代表に内定された。
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21歳の若き日本のエースである田中は、7月「ホクレン・ディスタンスチャレンジ」の3000メートルで8分41秒35、さらに8月「セイコーゴールデングランプリ陸上2020東京」の1500メートルで4分5秒27と、今季2つの日本記録を樹立。さらに10月の長距離を除いた日本選手権では1500mで初優勝を飾り、勢いにのるランナーだ。
五輪参加標準記録の15分10秒はすでに突破していたため、優勝した段階で五輪代表に内定するという状況で迎えた今回のレース。9月に日本歴代3位の14分59秒37を記録した廣中璃梨佳との一騎打ちとなった。
序盤は廣中を徹底マークする形でレースを進めた田中。2400メートルを過ぎたタイミングで、廣中がロングスパートを仕掛け先頭に立つと、徐々に2人の一騎打ちとなった。ラスト1周の鐘と同時に猛スパートをかけた田中は、残り200メートルで先頭に立ち、廣中を抑えて優勝し、東京五輪の代表に内定した
レース後、田中は「本当に自分の力に自信を持ちきれてなかったですけど、そんな中、最後まで出しきれてよかった」とコメント。続けて「どんな展開になっても、最後だけは勝ち切るという思いを持って、レースを進めていました」と今回のレースプランを明かした。
最後は、東京五輪に向け「こんな苦しい思いをして勝ち取った権利なので、絶対に無駄にせずに、これからも自分自身と向き合いながら、力をつけていきたい」と抱負を語った。
構成●THE DIGEST編集部
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21歳の若き日本のエースである田中は、7月「ホクレン・ディスタンスチャレンジ」の3000メートルで8分41秒35、さらに8月「セイコーゴールデングランプリ陸上2020東京」の1500メートルで4分5秒27と、今季2つの日本記録を樹立。さらに10月の長距離を除いた日本選手権では1500mで初優勝を飾り、勢いにのるランナーだ。
五輪参加標準記録の15分10秒はすでに突破していたため、優勝した段階で五輪代表に内定するという状況で迎えた今回のレース。9月に日本歴代3位の14分59秒37を記録した廣中璃梨佳との一騎打ちとなった。
序盤は廣中を徹底マークする形でレースを進めた田中。2400メートルを過ぎたタイミングで、廣中がロングスパートを仕掛け先頭に立つと、徐々に2人の一騎打ちとなった。ラスト1周の鐘と同時に猛スパートをかけた田中は、残り200メートルで先頭に立ち、廣中を抑えて優勝し、東京五輪の代表に内定した
レース後、田中は「本当に自分の力に自信を持ちきれてなかったですけど、そんな中、最後まで出しきれてよかった」とコメント。続けて「どんな展開になっても、最後だけは勝ち切るという思いを持って、レースを進めていました」と今回のレースプランを明かした。
最後は、東京五輪に向け「こんな苦しい思いをして勝ち取った権利なので、絶対に無駄にせずに、これからも自分自身と向き合いながら、力をつけていきたい」と抱負を語った。
構成●THE DIGEST編集部