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格闘技・プロレス

新日本スーパーJr.決勝は高橋ヒロム対デスペラード!「世界中に歴史を見せてやる」

どら増田

2020.12.07

優勝決定戦で戦うこととなったデスペラードとヒロムは、リング上で視殺戦を交わした。(C)新日本プロレス

優勝決定戦で戦うこととなったデスペラードとヒロムは、リング上で視殺戦を交わした。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは6日、『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』福岡・福岡国際センター大会を開催した。

『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』は、SHO、高橋ヒロム、エル・デスペラード、石森太二が勝ち点12で並んだ状態で迎えた公式戦最終日。上位2選手が12.11東京・日本武道館大会で優勝決定戦を行なう。同点の場合は直接対決の勝敗で優劣をつける。

 ヒロムはマスター・ワトと、SHOは石森と、デスペラードはBUSHIと最後の公式戦が組まれた。まずヒロムが粘るワトをTIME BOMB Ⅱで3カウントを奪取し得点14に。SHOはIWGPジュニアヘビー級チャンピオンの石森を相手にあと一歩まで追い込むもブラディクロスで3カウントを奪われ脱落。この時点でヒロムの決勝進出が確定し、デスペラードが勝てばデスペラード、負ければ石森が決勝進出となった。

 デスペラードに対して空中殺法を連発し、リーグ戦で一番の動きを見せたBUSHIだったが、最後は地力で勝るデスペラードがヌメロ・ドスで粘るBUSHIを捕獲。BUSHIはたまらずギブアップ。この結果、直接対決でヒロム、デスペラードに敗れている石森が脱落。決勝はヒロム対デスペラードに決定した。試合後、初の決勝進出を決めたデスペラードはヒロムを呼び込むと、公式戦で敗れているヒロムが「こんなに早くお前にリベンジできるなんてオレはうれしいよ。しかも日本武道館だぜ。いい顔してんなぁ。エル・デスペラード!世界中にオレとお前の歴史を見せてやろうぜ」とアピールした。
 
 バックステージでデスペラードは「1位通過? ほう……過去、俺の人生で何かを1等賞で通り抜けたっつうのは初めてかもね。……記憶にねぇな。ああ、しゃべりてぇけど、なんも出てこねぇ。だけど、ヒロム、お前が出てきてくれて、俺も助かったぜ。まだ、あれか? (武道館での)試合順っていうのは決まってないのか? まあ、どっちでもいいよ。ヒロムとガッチリ決着がつけられるなら、俺はどっちでもいい。もう、ダメだ。(言いたいことは)あとでTwitterに上げるわ……」と控室へ向かった。

 新日ジュニア屈指の好カードが日本武道館という最高の舞台で実現する。

◆新日本プロレス◆
『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』
2020年12月6日
福岡・福岡国際センター 
観衆 2389人
▼ ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27公式戦(30分1本勝負)
<7勝2敗=14点>○高橋ヒロム(10分30秒 エビ固め)マスター・ワト●<4勝5敗=8点>
※TIME BOMB Ⅱ
<7勝2敗=14点>○石森太二(12分10秒 片エビ固め)SHO●<6勝3敗=12点>
※ブラディクロス
<7勝2敗=14点>○エル・デスペラード(12分53秒 ヌメロ・ドス)BUSHI●<4勝5敗=8点>
※決勝は高橋ヒロム対エル・デスペラード

文⚫︎どら増田
 
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