ラグビー

五郎丸歩がトップリーグ2021をもって引退。2015年ラグビーW杯でブームとなる

THE DIGEST編集部

2020.12.09

ゴールキック前の独特なポーズで一躍注目を浴びた五郎丸がトップリーグの来シーズンをもって引退する。(C)Getty Images

 ラグビートップリーグのヤマハ発動機株式会社ラグビー部は9日、五郎丸歩が2021年1月から開幕する「ジャパンラグビートップリーグ2021」への出場を最後に現役引退することを発表した。

 福岡出身の五郎丸は、佐賀工業高校で3年連続花園出場を果たし、早稲田大学では全国大学選手権で優勝。日本代表にも選出され、大学卒業後はヤマハ発動機ジュビロの選手として活躍する。2015年イングランドで開催されたラグビーW杯でも日本代表に選出。プレースキックを蹴る前の独特なルーティンのポーズが話題となり、「五郎丸ブーム」を巻き起こした。

 W杯後はスーパーラグビー・レッズや、フランスのトゥローンでプレー。2017年に古巣のヤマハ発動機にプロ契約で復帰していた。
 
 トップリーグは来年1月16日に開幕し、5月末まで行なわれる予定となっている。出場する全ての試合がフェアウェルマッチとなる五郎丸には、悔いのない戦いが期待される。

 なお、16日に引退に関する記者会見が行なわれ、自ら引退の経緯などを説明する予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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