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ラグビー

ラグビー・セブンズで五輪のメダルを狙う藤田慶和は「世界一速く起きて、世界一速く動く」プレーを極めていく

宮崎俊哉

2020.12.03

2年半ぶりにセブンズ日本代表に復帰した藤田は、ポスト福岡堅樹としてチームをプレーで引っ張るべく練習を重ねる。(C)Athletemarketing

2年半ぶりにセブンズ日本代表に復帰した藤田は、ポスト福岡堅樹としてチームをプレーで引っ張るべく練習を重ねる。(C)Athletemarketing

 昨年開催された「ラグビーワールドカップ2019日本大会」。日本代表「ブレイブ・ブロッサムズ」は強豪アイルランド、スコットランドを倒すジャイアントキリングを繰り返し、史上初のベスト8入りという快挙を達成。同時に、アジアで初めて行なわれた大会で最多観客数、最高視聴者数を記録するなど、日本中か熱狂と歓喜の渦に包まれるなか、藤田慶和はひとり悔しさを噛みしめていたに違いない。

【ラグビーセブンズ男子PHOTO】熱き魂のプレーでオリンピックメンバー入りを目指す漢たち

 東福岡高では1年からレギュラーとして活躍し、全国高校大会3連覇。高校3年時に史上最年少18歳2か月で7人制(セブンズ)日本代表に選出されると、早稲田大1年時には同じく史上最年少18歳7か月で15人制日本代表デビュー。大学生ながら2015年ワールドカップ代表メンバーにも選ばれ、アメリカ戦に先発出場するとトライを獲得。若き日本のエースとして将来を約束され、世界が注目する選手となった藤田だったが……。

 2016年リオデジャネイロオリンピックでは直前にセブンズ日本代表メンバーから外され、バックアップメンバーに。さらに、ジェイミー・ジョセフ監督率いる15人制日本代表では定着できず、昨年のワールドカップ代表メンバー入りは叶わなかった。
 
「日本がどんなに勝っても、自分が試合に出られなければ正直、悔しい。現役でいる限りその悔しさがなくなったら、プロの選手ではいられなくなる。自分に足りないものを補い、いいところを徹底的に伸ばして強みをつくっていかなければ!」

 藤田は、日本代表選手を多数輩出し続けてきたトップリーグの強豪、パナソニック ワイルドナイツでひたむきに献身的なプレーを続け、武器であるスピードをアップさせてアタックを磨いてきた。

 そしてついに、今春、2年半ぶりにセブンズ日本代表に戻ってきた。
 
 セブンズ日本代表を率いるのは、セブンズ・15人制日本代表で活躍し、現在は公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の専務理事を務める傍ら、男女セブンズ日本代表総監督兼男子セブンズ日本代表ヘッドコーチを務める岩渕健輔。

「ワールドカップ日本大会は大成功でしたが、それで満足しているわけにはいかない。東京オリンピックで日本ラグビーの先の50年が決まる。そのためにはリオデジャネイロオリンピックの4位以上の成績、絶対にメダルを獲る」

 そう決意を語る指揮官が藤田に求めるのは、リオデジャネイロオリンピック、ワールドカップで世界が絶賛した快速ウイングながら、延期されたことでオリンピック挑戦を断念した福岡堅樹(パナソニック ワイルドナイツ)の後継者としてのスピード。また、日本代表から引退した、前回オリンピックの主将・桑水流裕策(コカ・コーラレッドスパークス)に代わるリーダーシップだ。
 

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